まれ (第69回・6/17) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第12週『官能カスタードクリーム』『第69回』の感想。
「マ・シェリ・シュ・シュ」で使っている素材の秘密を知った希(土屋太鳳)は、ケーキ作りに必要なのは、技術だけではないことを知る。天中殺に帰ってきた希は、周囲の人たちがどのような経験を積んでいるのか聞いて回り、輪子(りょう)からおいしいものをたくさん食べてみてはどうかとアドバイスを受ける。その夜、タイミングを計ったかのように大輔(柳楽優弥)から高級フレンチを食べに行かないかと希は誘われる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
やはり、昨日の希の修行は単なるサプライズだった
プロローグで父と朝食、メインタイトル直後に中華店でネタ振り、で、やっぱり大輔(柳楽優弥)が登場。今日は、本編が始まる前の3分半で、駄作の予感がプンプン匂う。本作のお陰で、私の嗅覚も磨かれたみたい。どうやら、昨日の希(土屋太鳳)の修行のシーンは、作者のサプライズってだけだったようだ。
能登と大阪経由でヒロインがフレンチ食べただけ
そしたら、3分40秒に能登での揉め事、5分10秒には大阪で「三瓶です」、5分55秒には再び横浜で朝から万年床を見せられ、ホント今朝はウザいの連続。
舞台が横浜に戻ったのは良しとして、ここまで大輔に見せ場を作る意味が解からない。お蔭で、6分40秒からは土屋さんのアドリブ演技みたいなフレンチをご機嫌に食べる約3分間のコントで終了。あーあ、今日はダメだ。
超強引な「能登推し」「パティシェ推し」
そして、9分40秒には再び能登で子供たちの四方山話。そんでもって、11分40秒頃にはまたまた横浜でフレンチデート。そして、能登の自然の味が素晴らしいのか、希の味覚が素晴らしいのか全く解からぬまま、能登のものづくりとパティシェの仕事が似てると言う超強引な「能登推し」「パティシェ推し」。
希の高揚を能登の祭りと重ねる最悪のセンスの演出
高級フレンチのテーブルに肘をつく大輔にも腹が立つし、そんな男に再び心を揺らす希もどうかと思うし、この胸の高ぶりを能登の祭りの映像と重ねる最悪のセンスの演出にも嫌悪感しか抱けない。このラスト1分を観て、「面白かった。今日も1日頑張ろう」なんて視聴者がいるなら、お目にかかりたいものだ。
あとがき
今日の15分間を観て確かなことは、本作のスタッフは視聴者のほうを全く見ていないってこと。自分たちがやりたいことだけをやってるだけ。だから、物語に連続性もないし、テーマも一向に見えてこない。ただただ放送回数をこなしているだけ。もう、方向転換は期待できないのでしょうか。
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【これまでの感想】
第1週『魔女姫バースデーケーキ』
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第2週『告白シュークリーム』
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第3週『卒業ロールケーキ』
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第4週『さよなら桜もち』
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第5週『情熱ミルフィーユ』
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第6週『母娘キャロットケーキ』
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第7週『横浜激辛プチガトー』
37 38 39 40 41 42
第8週『危機的クリスマスケーキ』
43 44 45 46 47 48
第9週『再出発エンゲージケーキ』
49 50 51 52 53 54
第10週『「逆転一発パンケーキ」』
55 56 57 58 59 60
第11週『泥沼恋愛チョコレート』
61 62 63 64 65 66
第12週『官能カスタードクリーム』
67 68
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