マザー・ゲーム~彼女たちの階級~ (第10話 最終回・6/16) 感想

マザー・ゲーム~彼女たちの階級~

TBS系『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』公式
第10話/最終回『旅立ちの時…彼女達の選ぶ未来とは?』の感想。


希子(木村文乃)が駆け付けたことで、われに返った毬絵(檀れい)は、自身の彬(望月歩)に対する行為に激しく動揺する。一方、みどり(安達祐実)は、琢己(上地雄輔)が乗車する高速バスに乗り込み、その思いをぶつけた。由紀(貫地谷しほり)は希子に、借金やアルバイトの件を知った恭二(篠田光亮)が家を出て行ったと打ち明ける。そんな中、卒園式が近づき、姿を見せない毬絵に代わって、保護者代表を聡子(長谷川京子)が務めることになる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

荒井氏でも、希子を出ずっぱりにするしかなかったか

流石の本作の登場人物を創り上げた脚本家・荒井修子氏でも、前回までにここまで他の2人の脚本家が大風呂敷を広げたら、最終回でやるべきことは、そして残された手段は、主人公の希子(木村文乃)を全編出ずっぱりにすることって訳か。

確かにこれだけ出番が多ければ、誰が見ても形式的、アリバイ的に主人公であるのは間違いないが、冷静に見れば物語の中心人物で無いのは誰でも解かるのに。まあ、この大風呂敷状態を54分で強引にでもエンディングまで持ち込むなら、こう言う構成しかないと決断した荒井氏の脚本家の苦渋の選択に、私は同情する。

第6話が本作の分かれ目だった

結局、3人目の脚本家・千寿みのり氏が担当した第6話が、本作の分かれ目だったと思う。それまでは、ギリギリに「他人の過程に土足で踏み込む」希子が主人公の「セレブママたち VS 希子」の構図だったのに、第6話から5つの家族の群像劇が加速していき、希子の存在感がどんどん薄くなってしまい、既視感さえ漂うドラマになったのが、今でも残念で仕方ない。

前回までに毬絵以外の家族の問題を解決しておけば

それと、本作の迷走のもう1つの理由は、前回までに毬絵(檀れい)以外の家族の問題をきちんと解決しておかなかったこと。本作が希子が主人公の物語だろうが、5家族の群像劇だろうが、この最終回の結末なら、「希子 VS 毬絵」だけ残しておけば、もっと締りのある、後味の良い作品に仕上がったと思う。

もっと積極的にリレー脚本を活かせば良かった

きっと多くの視聴者たちは、スッキリ、ハッピーエンド、余韻が良い、なんて感想なのだろう。しかし、私には残念ながら3人のリレー脚本の割には上手く落としたって程度にしか思えなかった。決してリレー脚本を否定しているのではない。むしろもっとリレー脚本を活かしたら良かったと思っている。

例えば、メインの荒井氏は希子と毬絵を担当し、武田有起氏がと聡子(長谷川京子)由紀(貫地谷しほり)、千寿氏がみどり(安達祐実)と言うように分業化して、少々オムニバス形式のようなドラマに仕上げたら、ごちゃごちゃせずに、各家族の問題が明確化して面白くなったと思うのだが。終わった今ではしょうがない。

あとがき

ここまで大風呂敷を広げて未決着のまま最終回に突入したら、きっとあと1話追加しても今回のような取って付けたようなハッピーエンドしか描けなかったでしょうね。やはり第6話が肝でした。個人的には、セレブママたちに馴染みながらも、お節介で自己チューで周囲を動かしちゃう魅力的なヒロイン・希子のままで進んで欲しかったです。

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