ヤメゴク～ヤクザやめて頂きます～ （第9話・6/11） 感想

TBS系『ヤメゴク～ヤクザやめて頂きます～』（公式）
第9話『最終章突入!!最大の難敵に挑む』の感想。

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‘足抜けコール’に水田（金すんら）から電話がかかってくる。自身の「水千組」ごと、橘（遠藤憲一）の「関東貴船組」から足抜けしたいという。水千組は貴船組にとって大事な資金源で、足抜けすれば橘に大打撃を与えることになる。依頼を引き受けた麦秋（大島優子）らは離脱承諾書を持って橘の元へ向かう。だが、橘は水田と直接話をするまでサインをしないと言い出す。そんな中、系列の組が、水田と水千組構成員を狙い始める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

堤幸彦演出らしさが炸裂

流石、演出が堤幸彦氏だと小ネタと効果音の多さとその的確さが超絶妙。その面白さとテンポの良さだけで1時間を気分よく消化できた。やはり、この位にメリハリがあり、俳優たちの個性も引き出し、登場人物たちが魅力的だと、もう言うことは無いって感じ。

「親と子」をしっかり描いた櫻井武晴氏の脚本

物語は、ひたすら且つストイックに「親と子」に終始しつつ、ヤクザと警察の違いや同類性も描いた。こちらも脚本の櫻井武晴氏の敏腕さが光った。更に、最終回直前で、麦秋（大島優子）の過去からの足抜けと、まさかの黒幕の登場と、まあ構成や仕掛けがお見事。さて、最終回、どうなるんだろう。

あとがき

脚本、演出、俳優と三位一体の面白さでした。視聴率は5～6％を行ったり来たりと低めですが、丁寧に作られたエンターテインメント作品に仕上がっていると思います。最終回が楽しみです。

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