まれ (第64回・6/11) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第11週『泥沼恋愛チョコレート』『第64回』の感想。
美南(中村ゆりか)が想いを寄せる相手を知り、驚きを隠せない希(土屋太鳳)。しかも、美南はその相手に、結婚を前提に付き合ってほしいと、自分の気持ちを伝える気でいる。重すぎる告白を知ってしまった希は、ひとりで問題を抱えきれず、能登の家族に相談をしてしまう。夜になり、藍子(常盤貴子)からの輪子(りょう)への電話を受けた美南は、ひょんなことから希と思いを寄せる人との秘密を知ってしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
くだらないカットの連続
月曜日の悟(小日向文世)が発した意味不明な「テンパリングと恋愛、その両方をバレンタインまでにマスターしろ」だけを基軸に、週末まで希(土屋太鳳)の修行は完全にお預けを決め込んだような、くだらないカットの連続を見せられた15分間がやっと終わった。
とにかく今日は、臨時ニュースでコメントを逃れられた『あさイチ』の3人の能面のような顔の方が印象的だった。
ただの噂話好きと口が軽い人間の集まり
ただの噂話好きと口が軽い人間の集まりのことを、「能登だったら、みんなで共有」とか表現するのも共感できないし、強引にキスをしてきた男の部屋に1人で入る希の神経も理解できないし、もはや突っ込むのも面倒だ。
どうして恋バナしか描かないのだろう
どうして恋バナしか描かないのだろう。これが不思議でならない。「能登編」も「横浜編」も恋バナばかり。本来は能登を舞台にした輪島塗と製菓指導担当の辻口博啓氏の自伝のパクリのはず。脚本を書くにはシナハン(シナリオハンティング)をして事前調査するものだが、本当に脚本家は真面目にやったのか?
輪島塗職人も辻口氏も「一番苦労したのは恋愛です」とでも言ったのか。そうでないなら、脚本家が手抜きをして恋バナだけ書いているってことになる。その上、ヒロインはいつも騒動に首を突っ込ませて空回りさせ、最後にタナボタで少し修行が前進するパターンの繰り返しばかり。いい加減に飽きてきた。
あとがき
メインタイトルの輪島塗で漆を刷毛で塗るカットと、ケーキをパレットナイフでナッペ(下塗り)するカットを重ねようとしているのが空しく映りますね。ホント、本作って何を描いているんでしょう。希の浮ついた性格もイラッとするようになってきましたし。もう今から修行を描かれても説得力は無いかも…
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
連続テレビ小説 まれ Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 まれ 上 [Kindle版]
NHK連続テレビ小説 まれ 上
NHK連続テレビ小説「まれ」オリジナルサウンドトラック
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/7142/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/420486597.html でも、TB受付けております。
【これまでの感想】
第1週『魔女姫バースデーケーキ』
1 2 3 4 5 6
第2週『告白シュークリーム』
7 8 9 10 11 12
第3週『卒業ロールケーキ』
13 14 15 16 17 18
第4週『さよなら桜もち』
19 20 21 22 23 24
第5週『情熱ミルフィーユ』
25 26 27 28 29 30
第6週『母娘キャロットケーキ』
31 32 33 34 35 36
第7週『横浜激辛プチガトー』
37 38 39 40 41 42
第8週『危機的クリスマスケーキ』
43 44 45 46 47 48
第9週『再出発エンゲージケーキ』
49 50 51 52 53 54
第10週『「逆転一発パンケーキ」』
55 56 57 58 59 60
第11週『泥沼恋愛チョコレート』
61 62 63
- 関連記事