天皇の料理番 (第7話・6/7) 感想

TBS系『天皇の料理番』(公式)
第7話『パリと差別と結婚』の感想。
なお、原作小説:杉森久英『天皇の料理番』は未読。過去のドラマ作品も未見。
1909(明治42)年、憧れのパリにたどり着いた篤蔵(佐藤健)は、大使の粟野(郷ひろみ)に頼み込み、一流レストラン「オテルマジェスティック」の調理場に小僧として潜り込む。篤蔵はやる気満々で調理場に乗り込むが、日本人を蔑視する料理人たちの反応は冷たい。言葉もよく分からず、差別に屈辱を味わう篤蔵だが、得意のジャガイモむきで腕前を認められ、1日で野菜係に昇進。数日後、篤蔵は街中である人と再会する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
連ドラとしての完成度が高い
トントン拍子に進んでいるが、そんなことはちっとも気にならない程に、すべての描写や表現やエピソードが丁寧で、しっかりしていて、笑いあり涙ありの緩急もある。
なかでも、パリに辿り着いたことをキッチリ魅せるために、当時の日本との文化の違いや、篤蔵(佐藤健)の才能や成長と人格性については、かなりじっくりと描かれたのは良かった。連ドラの面白さもあって、。
少ない登場人物で濃厚な描写も素晴らしい
そんな中で注目したのは、あれこれ登場人物を増やして話を膨らませるのでなく、新太郎(桐谷健太)を中心に、ピンポイントに栗野慎一郎(郷ひろみ)とフランソワーズ(サフィラ・ヴァン・ドーン)を登場させ、シンプル且つ濃厚に魅せた。特に郷さん演じた栗野がはまり役が、見事に面白さを増強させた。
あとがき
人種・文化差別を篤蔵の短気をつかって、上手く面白い1時間に仕上げたと思います。台詞や手技も上手に魅せながら、ドラマを創り上げていく過程はお見事の一言。次回にも大きく期待します。
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