まれ (第59回・6/5) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第10週『「逆転一発パンケーキ」』『第59回』の感想。
テレビ対決のリハーサルが始まるが、大悟(小日向文世)の様子がどうもおかしい。心配する希(土屋太鳳)に輪子(りょう)は、大悟が極度の上がり症であることを打ち明ける。店の存続をかけた対決を前に、大悟を奮い立たせようとあらゆる言葉をかける希たちだが、対決に向かうどころかトイレに逃げ込んでしまう。そんな大悟に対し輪子は、思いがけない言葉を投げかける。本番の時間が迫る中、番組から代役を立てると告げられて…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
希に必死に手柄を与えようとする脚本が痛々しい
なんか必死に希(土屋太鳳)に手柄を与えようとしているだけにしか見えなかった15分間だった。正直、大悟(小日向文世)の過去も代役まで立てたのに復帰したりと、私には面白いとは思えないエピソードばかりなのだが、唯一褒めても良いことがある。
それは、大悟の菓子への思い、亡き妻への思い、輪子(りょう)への思いが(それなりではあるが)描かれたことだ。いや、正確に言えば、これが出来るなら、なぜ脚本家はヒロインの希でやらないのかってこと。
なぜ大悟は希の「覚悟」で再起動したんだろう
今回は、希の「覚悟」発言で大悟が再起動したってことなのだが、正直なぜ希の「覚悟」で大悟が再起動したのか理解できない。そもそも、希の「覚悟」とは何なのか?何が何でも大悟の下で修行することなのか、世界一のパティシェになることなのか、お菓子でたくさんの人を幸せにしたいのか、一向に解からない。
結局、希の描写が極端に少ないから、希の言葉に説得力が無い。何となく人助けしたり、自己満足でケーキを焼いたりしているだけで、あとは騒動に首を突っ込んでるだけの印象しかないのだから。大悟で出来るなら希でこそやれと言うことだ。
能登でテレビを見ている人たちって必要か
そして、また無意味に突っ込んで来た能登の人々。それも劇中で賑やかにテレビを見てるってカットがどうして必要なんだと思う。『まれ』を観ているこちらが醒めているだけに、更にイラッとしてくる演出だ。ホント、もう暫く能登は封印して頂きたい。
あとがき
説得力ゼロの希の「覚悟」を聞いて、なぜか再起動した大悟を15分間もかけて描く必要ってあるんでしょうか。せめて、もっと以前に普通に店の名前の由来を希が聞くだけで良いと思います。そして、どうしてもやりたいなら、今日のくだりで、希が再び由来を話して説得。これならぎりぎり説得力があったのに…
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【これまでの感想】
第1週『魔女姫バースデーケーキ』
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第2週『告白シュークリーム』
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第3週『卒業ロールケーキ』
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第4週『さよなら桜もち』
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第5週『情熱ミルフィーユ』
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第6週『母娘キャロットケーキ』
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第7週『横浜激辛プチガトー』
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第8週『危機的クリスマスケーキ』
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第9週『再出発エンゲージケーキ』
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第10週『「逆転一発パンケーキ」』
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