まれ (第58回・6/4) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第10週『「逆転一発パンケーキ」』『第58回』の感想。
若手パティシエの挑発に乗った大悟(小日向文世)は、ケーキ作りのテレビ対決に出場することを決意。お題が決まり、レシピの考案に苦しむ大悟の姿を目の当たりにした希(土屋太鳳)は、改めてプロの厳しさを知る。一方でケーキへの熱い思いを抑えきれない希は改めてメレンゲ作りの練習に明け暮れるが、いくらやっても滑らかに作れない。そんななか、ついにテレビ対決の日を迎える。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
冒頭での希のガッツポーズのストップモーション
オープニング映像前の僅か17秒で、何もしていないはずの希(土屋太鳳)のガッツポーズのストップモーションで終わった時点で、今日の希望の明かりが消えかけて始まった木曜日。そして、徹(大泉洋)の「能登に連絡してみるか」で完全に火が消えた。あーあ、今日は4分で終わりか。
希がメレンゲを作っている姿が修行に見えない
言いたくないが、希がメレンゲを作っている姿が、パティシェになるための修行にも、地道にコツコツにも全く見えない。やることがないから、やれることをやってるだけにしか見えない。理由は簡単。希の「夢」「努力」「地道」「人助け」「諦めない」が全部口先だけで実が無いからだ。
視聴者に強制的に脳内変換させてる内はダメ
視聴者には、目の前の騒動に首を突っ込んでいるだけなのに、「人助け」「諦めない」に都合良く変換させ、タナボタでいい感じに人生を歩んでいるだけなのに、「夢」「努力」と思えと強制させる本作。10週間ずっとこれの連続。そして、今日も大悟(小日向文世)が倒れてタナボタをゲットするヒロイン。何なの?
あとがき
毎週強引にキーワードとお菓子を連動させて、時間繋ぎをしているような本作ですが、こんなことなら、最初からタナボタと天性の才能でグイグイと世界一のパティシエールへ登り詰める “あり得ないの連続” のコメディドラマの方が良かったのではないでしょうか。少なくともこの脚本家には、その方が良かったと思います。時既に遅しですが…
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【これまでの感想】
第1週『魔女姫バースデーケーキ』
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第2週『告白シュークリーム』
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第3週『卒業ロールケーキ』
13 14 15 16 17 18
第4週『さよなら桜もち』
19 20 21 22 23 24
第5週『情熱ミルフィーユ』
25 26 27 28 29 30
第6週『母娘キャロットケーキ』
31 32 33 34 35 36
第7週『横浜激辛プチガトー』
37 38 39 40 41 42
第8週『危機的クリスマスケーキ』
43 44 45 46 47 48
第9週『再出発エンゲージケーキ』
49 50 51 52 53 54
第10週『「逆転一発パンケーキ」』
55 56 57
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