まれ (第57回・6/3) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第10週『「逆転一発パンケーキ」』『第57回』の感想。
取材で訪れた記者を追い返してしまった大悟(小日向文世)。意気消沈する希(土屋太鳳)と徹(大泉洋)のもとに、大御所・大悟と新進気鋭の若手パティシエのテレビ対決の話が舞い込んでくる。周囲はテレビ番組への出演に沸き立つが、当の大悟は、ケーキ作りは見せものではないと出演をかたくなに拒否。そんななか、信用金庫の担当者が上司を連れ店に現れ、ひと月以内に借金の返済をしなければ法的手段にでると最後通告を突きつける
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
マスコミの描き方がおかしくないか?
大悟(小日向文世)が世の中で一番嫌いなものはマスコミだろうが、この脚本家のマスコミの描き方の偏り方に腹が立つ。昨日のブチ切れた雑誌記者の態度も、今日の手のひら返しの態度も。別に私はマスコミ擁護するわけではないが、あそこまでマスコミをバカに描く必要があるのだろうか?
銀行も借金も描き方がおかしくないか?
それと似たような表現の疑問が、今日の銀行員たち。ヤ○ザな取り立て屋ならいざ知らず、意外に低姿勢な銀行員が「耳を揃えて」なんて言うだろうか。それにそこそこの有名店でしょっちゅう閉店しているのだから、千万円単位の借金かと思えば300万円って。思い付きで書いたようなエピソードに呆れるしかない。
「あまちゃん」パクリ脚本とおふざけ演出
そして、テレビ出演と前髪クネ男の『あまちゃん』パクリも健在。そうそう、以前の能登でのケーキコンクールの審査員を務めた大悟の経歴だが、少しは能登と関係がある伏線でもあるかと思いきやなーんも無し。おふざけ演出の経歴紹介を見せられただけ。この演出家、本気で面白いと思って作ってるのか。
「タナボタ」と「一発逆転」の女
そして、本日、完全にキャラ変更を完了した一応まだ本作のヒロインの希(土屋太鳳)。「地道にコツコツ」を捨て、「タナボタ」と「一発逆転」の女に変わった。唯一変わらないのは、前髪と左右の髪をゴムで結んで泡だて器で混ぜて、次のカットでは仕上がってるってことくらい。こんなこと言いたくないが、希よ、髪を切りなさい。
あとがき
全く理解できないことがあります。それは、希の「覚悟」は何なのか?ってことです。が「地道にコツコツ」から「一発逆転」に宗旨替えしたことなのかってことなのか。それとも、「自分が世界一のパティシェになること」から「大悟の店を立て直す」ことに切り替わったことなのかってこと。ホント、毎日観ているが一向に解かりません。
まさかと思いますが、もしかして希には祖母から受け継いだ天性の性能があるから、修行なんてしなくても、どんどん専門家や世間に認められて、世界一のパティシェになっちゃうんじゃないですよね。たぶん、今週末のテレビ収録シーンは、希の才能を描くはずなんです。だって、「タナボタ」と「一発逆転」の女だから。
もう週末まで観なくても良いかな…。そんな中身の無い15分間でした。
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【これまでの感想】
第1週『魔女姫バースデーケーキ』
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第2週『告白シュークリーム』
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第3週『卒業ロールケーキ』
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第4週『さよなら桜もち』
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第5週『情熱ミルフィーユ』
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第6週『母娘キャロットケーキ』
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第7週『横浜激辛プチガトー』
37 38 39 40 41 42
第8週『危機的クリスマスケーキ』
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第9週『再出発エンゲージケーキ』
49 50 51 52 53 54
第10週『「逆転一発パンケーキ」』
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