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天皇の料理番 (第6話・5/31) 感想

天皇の料理番

TBS系『天皇の料理番』公式
第6話『愛と命の果てパリ』の感想。
なお、原作小説:杉森久英『天皇の料理番』は未読。過去のドラマ作品も未見。


俊子(黒木華)にまで見放された篤蔵(佐藤健)は、目標を失い自堕落な日々を送る。この状況から抜け出すにはパリに行くしかないと思い詰める篤蔵だが、女郎の茅野(芦名星)の一言で目が覚める。心機一転、華族会館での経験を生かし作り上げた「フランスカレェ」を店で出すと評判になり、行列ができる。しかし、すぐに人気は下火になり、篤蔵は再びやる気を失ってしまう。そんな中、宇佐美(小林薫)が突然、店に現れる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

一皿のカレーライスで3年間を見事に描いた

第4話までは、このテンポで着地点まで描けるのか心配で、第5話は詰め込み過ぎで心配で、そして迎えた第6話は、一皿のカレーライスで3年間の修行の成果とパリ行きまでと一気に描いた。

素晴らしかったのは、3年間のエピソードをあれこれ詰め込み過ぎず、仙之介(佐藤蛾次郎)との日頃のやり取りと、宇佐美(小林薫)のピンポイントの出番だけで、しっかりドラマを作り上げたこと。夫婦、親子、兄弟、師匠、ライバルなどの関係性も全部盛り込んでるのに、詰め込み感がなく、充実感だけがある。

キャッチーな台詞や奇を衒った演技も抑えて、人間たちが絡み合って生まれるドラマだけに集中して映像化しているのも好感が持てる。好き嫌いがある作風ではあるが、人間を丁寧にしっかりと描いている点は見応えも十分。この調子で進めば名作ドラマになるかもしれない。

あとがき

きちんと料理で人間ドラマを魅せる工夫が素晴らしいです。実は、当然のことなのですが、それが出来ないドラマが世に溢れているのが現状。こう言う地味ですが上質なドラマが今期あって良かったです。

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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話

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