まれ (第53回・5/29) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第9週『再出発エンゲージケーキ』『第53回』の感想。
外浦村の皆が桶作家に集まり、一徹(葉山奨之)の結婚について話し合う日がきた。高校を出たばかりで結婚は早すぎるという大人たちに対し、希(土屋太鳳)のサポートの元で一徹は、三年でデイトレードの仕事がうまくいかなければ地道な仕事につくから認めてほしい、と説得する。だが土壇場で文(田中裕子)が不用意な一言を発し、希たちの作戦は失敗する。その時、結婚相手が思わぬ発言をする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
折角、脚本家が「夢」と書いたのに演出家がスルー
感想を書くのが馬鹿馬鹿しい程の薄っぺらな内容なのだが、やはりこの脚本家と演出家は互いに作品を理解していない。そう思わせた今日のシーンは(と言っても1シーンしか無いようなものだが)、みのり(門脇麦)が母・久美(ふせえり)に子供が9人欲しいと願い出るところ。
みのり「お母さんみたいになるが、うちの夢やさき」
この脚本家にしては珍しく、ギリギリ適切な使用方法で「夢」と言うキーワードを台詞に入れた。しかし残念ながら、演出上は鳴き声で聞き取り難く、且つ希(土屋太鳳)も全く反応しない。本来なら「子だくさん家族」の夢で、昨日から描けば、もう少しマシな話になったろうに…
この人たちの地道ってどう言うことなんだろう?
そして、今日の話が解せないのは、一徹(葉山奨之)が「3年でデイトレードの仕事がうまくいかなければ地道な仕事につくから認めてほしい」と言う理屈に大人たちも説得させられてしまうこと。私にはパティシェで世界一になる夢の方が遥かに地道にコツコツなのに、デイトレって…
この人たちってどうして簡単に説得されちゃうの?
今週は希が能登に帰ってくる必要も、大輔(柳楽優弥)が能登に来た必然性も全くないのだが、今日の最後のシーンで、大して知りもしない大輔の言葉に心が動いちゃう希って何なのか。ここの登場人物たちは全く説得力の無い言葉に心が簡単に動いちゃうから面白くないし共感出来ない。今更始まったことではないが…
あとがき
土曜日は希がケーキを作って終わりですかね。いったい今週は何を描きたかったんでしょう。それが不思議でなりません。
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【これまでの感想】
第1週『魔女姫バースデーケーキ』
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第2週『告白シュークリーム』
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第3週『卒業ロールケーキ』
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第4週『さよなら桜もち』
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第5週『情熱ミルフィーユ』
25 26 27 28 29 30
第6週『母娘キャロットケーキ』
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第7週『横浜激辛プチガトー』
37 38 39 40 41 42
第8週『危機的クリスマスケーキ』
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第9週『再出発エンゲージケーキ』
49 50 51 52
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