まれ (第50回・5/26) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第9週『再出発エンゲージケーキ』『第50回』の感想。
希(土屋太鳳)はケーキ店の試用期間が不合格になったことを、なかなか言い出せない。徹(大泉洋)はそんな希に、藍子(常盤貴子)がなぜ離婚を突きつけたのかわからないと嘆く。聞いていた文(田中裕子)が、「徹を駄目にしているのは藍子だ」という幸枝(草笛光子)の言葉に理由があるのではないかと告げる。徹は藍子の本心を知り、能登で生きる決意を固めたと藍子に告げるが、心が通じ合った瞬間に桶作家の電話がなり…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
子どもたちが屯ってる店
今日も大した内容が無かったから、こちらも物語に触れる前にずっと気になっていたことを書いてみる。それは、子どもたちが屯ってる店。あれって必要なのだろうか。折角の能登でのロケなのだから、海辺でペットボトルのお茶でも飲んでるシーンの方が遥かに健康的に見えるし、自然の美しさで話のつまらなさも気にならないような…
何が何でも、今回の家庭内別居は一大事にしたいのか
さて物語。一子(清水富美加)が「家庭内別居」と言い、どうやらこれまでで最大の離婚危機が訪れているらしいが、第1回からほぼ「家庭内別居」だし、いつも藍子(常盤貴子)が怒ってばかりで、年中離婚危機だと思っていたのだが、作者は何が何でも一大事にしたいらしい。
朝から、薄暗いセットで家族の喧嘩を見たくない
それも、徹(大泉洋)が夢を諦めるのが嫌だから離婚するって話のようだが、徹の夢を描くなら、なぜもっと真面目に徹の夢を実現させようとする姿を描いてこなかったのか。だから、藍子がなぜ徹を責めるのかも意味不明。何より、薄暗い部屋のセットでだらだらと描かれてるのも、イラッとする原因だが…
夢を語る前に、津村家は桶作家から自立すべき
今週は一徹(葉山奨之)で一騒動描くようだが、そんなのどうでも良い。徹の夢がどうこうを描く前に、津村家は桶作家から自立すべき。桶作家に寄生している状態で東京で一旗揚げるみたいな話をしたって面白くもなんともない。どうして能登を活かさないのか。
徹が能登の自然や食材で一発当てる夢で良いのでは?
どうせ『あまちゃん』のパクリなのは皆が知ってるのだから、徹は能登の自然や食材で一発当てるって夢で良いではないか。能登だ金沢だと台詞で言っても、画面の中はNHKのスタジオセットばかり。これじゃ能登もお気の毒。おっと、それ以上に能登の自然を期待した視聴者が気の毒で仕方ない。
あとがき
超が付く程に好意的に見ると、この作者は「徹と藍子」と「希と大悟(小日向文世)」の関係性に重ねているつもりなんでしょうね。夢を諦めない人とそれを後押しする人として。でもダメですよ。徹と藍子は夫婦なんだから。希と大悟は赤の他人。少なくとも藍子の後押しには愛情がある。
だから、その差を埋めるために、今週は一徹でワンクッション入れるしかなかったのでしょう。でも、そんな小手先のエピソードを入れたって何の効果も無いです。だって、希が夢を実現させたいと言う思いも、地道にコツコツと努力している姿も描ないのに、父と娘を単純に「夢」で括れるわけがないのです。早く、横浜で修行し直せば良いのに…
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