まれ (第48回・5/23) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第8週『危機的クリスマスケーキ』『第48回』の感想。
クリスマスが終わった夜、クリスマスケーキのルセット(作り方)を考えたのは希(土屋太鳳)だと告白した浅井(鈴木拓)。大悟(小日向文世)は、簡単にルセットを手放したと試用期間の希に不合格を言い渡す。一方、能登では年忘れパーティーが行われるが、希との関係を疑った洋一郎(高畑裕太)が圭太(山崎賢人)に襲いかかり、能登に骨をうずめると宣言した徹(大泉洋)に藍子(常盤貴子)があることを突きつける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
大悟、何言ってんの?
大悟(小日向文世)は “希” に見る巨匠なのだ。ルセットを盗まれた弟子より、自分のルセットをライバルに渡した方が罪が重いとは、解かるようで解からぬ論理。その上、自分が美味しいと認めたルセットを作った人間を破門扱いにするって、大悟は味とオリジナリティを第1にするパティシェでなかったのか???
早く「能登編」を忘れさせてほしいのに…
そして、また能登。確かに、クリスマスを過ごすそれぞれの人生の悲喜交々。相変わらずの子どもたちのちまちました恋バナ。今更の徹(大泉洋)の能登弁の披露大会に、いつもの怒りんぼうの藍子(常盤貴子)。「夢」の連呼と大騒ぎはお約束とは言え、ここまで来ると不快の一言。
決して「横浜編」は褒められるような流れではないが、それでも、無理矢理としか思えないこの「能登編」の挿入は放送事故レベルのやってはいけないこと。登場人物たちが愚か者にしか見えないではないか。なぜ、こんな描き方をするのか。早く「能登編」を忘れさせてほしいのに…
汚い言葉、滅茶苦茶な理論の連続
そして、また横浜。そして、汚い言葉、滅茶苦茶な理論の連続。もうこれはどうしようもない。脚本家のセンスだから。そして、希(土屋太鳳)の夢の話もそこそこにまた「能登」。その上、今度は「両親の離婚」って?これ、本当に希がパティシェになる夢を追いかける物語なのか、今更疑問になる。
希が夢から逃げているよういしか見えない
予告編を観れば、破門をいいことに、希は能登に戻ってまた「能登編」が再開するようだ。これ、好意的に捉えようとしても、希が夢から逃げていると捉えた方が無難な流れ。なら、破門のくだりはカットして、両親を救うために突然店を飛び出したら…。そっか、それではケーキ屋の面接を自ら断るあのパターンと同じか。
あとがき
今日の15分間と予告編を観て改めて感じたのは、本作が連続ドラマとして実に雑に作られていることです。
主人公の人格設定も一定でないし、エピソードも連続性に乏しく、思いつたようにあっちに行ったりこっちに行ったり。行ったら行ったで行きっ放しで、また別の話。今週と来週なんて正にこのパターン
。もしかして、全26話のオムニバスドラマとして見ろってこと???
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【これまでの感想】
第1週『魔女姫バースデーケーキ』
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第2週『告白シュークリーム』
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第3週『卒業ロールケーキ』
13 14 15 16 17 18
第4週『さよなら桜もち』
19 20 21 22 23 24
第5週『情熱ミルフィーユ』
25 26 27 28 29 30
第6週『母娘キャロットケーキ』
31 32 33 34 35 36
第7週『横浜激辛プチガトー』
37 38 39 40 41 42
第8週『危機的クリスマスケーキ』
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