まれ (第47回・5/22) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第8週『危機的クリスマスケーキ』『第47回』の感想。
陶子(柊子)と浅井(鈴木拓)が大悟(小日向文世)にクリスマスケーキの試作を見せることになった。浅井のケーキは希(土屋太鳳)が考えたものだったが、陶子に禁じられ、浅井の作にしたのだ。マジパンの家族がデコレーションされた浅井のケーキを「子供だまし」と相手にしない大悟だが、希はとっさに大悟の口元に差し出し、食べさせることに成功する。だが次の瞬間、大悟の口から出たのは思わぬ言葉だった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今日は、(過去に比べれば)かなり良い仕上がりだった
重隅を突けば、あれこれあるが、今日は敢えて止めておく。その理由は、細かいことは抜きにして、これまでの47回の中では、かなり良い仕上がりの15分間だったから。希(土屋太鳳)の逆転ホームランでのサプライズを、登場人物全員参加でそれなりに楽しく描いたと思う。
「能登」に意味を持たせたことは正解
特に、「能登」に意味を持たせたことは正解。素材も人材も適材適所で、いつもの無駄さを感じなかった。もちろん、想像できた展開ではあったにせよ、ヒロインが中心になって物語が構成されたのも良い。「家族のためのクリスマス」と言うキーワードも連ドラらしさが出ていた。
希が能登の食材を使おうと決めたくだりが弱かった
惜しかったのは、前回で、希が能登の素材を使おうと決めたくだりが弱かったこと。大悟(小日向文世)が能登の素材の味にピンときたのなら、もう少し時間軸に余裕を持たせて、例えば希がわざわざ能登から取り寄せるくだりがあれば、能登の存在意義も増したし、希の才能もチラ見させることが出来たろうに。
連ドラの面白さが、まだまだ足りない
結局、今日の15分間だけに限れば、それなりのサプライズもあり、横浜と能登の関係も描き、ヒロインの存在感も魅せたと思う。
しかし、まだまだ足りないのは、連ドラとしての面白さ。過去と現在のエピソードやネタの連携や関連性が、ほぼ意識されていない脚本は、まだまだ問題を抱えている。そのに手が入らなければ、劇的な変化はないと思う。
あとがき
現実的に見ちゃうと何ですが、テレビドラマ、朝ドラの軽妙さとして見れば、これまでとの比較もありますが、今回くらいにやって良いと思います。ただ、結局、明日にはウソがバレて怒りまくりって、いつものパターンになるんでしょうね。
ただ、スプーンとは言え、金属食器を相手の口に無理矢理押し込む演出はどうかと思いましたけど。
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【これまでの感想】
第1週『魔女姫バースデーケーキ』
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第2週『告白シュークリーム』
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第3週『卒業ロールケーキ』
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第4週『さよなら桜もち』
19 20 21 22 23 24
第5週『情熱ミルフィーユ』
25 26 27 28 29 30
第6週『母娘キャロットケーキ』
31 32 33 34 35 36
第7週『横浜激辛プチガトー』
37 38 39 40 41 42
第8週『危機的クリスマスケーキ』
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