Dr.倫太郎 (第6話・5/20) 感想

日テレ系『Dr.倫太郎』(公式)
第6話『愛と憎しみの境界線とは?精神科医を襲うストーカー事件!』の感想。
倫太郎(堺雅人)の元に、ストーカー被害で精神的に不安定な好美(山田真歩)が相談に訪れる。後日、好美からの電話を受けた葉子(高梨臨)は、倫太郎に応対のまずさを注意され意気消沈する。一方、明良(蒼井優)は倫太郎に少しずつ心を開き始めるが、明良の別人格である夢乃は倫太郎に敵意を向ける。そんな中、倫太郎に愛犬の弥助がいなくなったとの連絡が。自宅も荒らされた模様だ。倫太郎は百合子(吉瀬美智子)らと、弥助を捜す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今回も代わり映えしないなぁ
12分くらい観て感じたのは、うーん、今回も代わり映えしないなぁってこと。ほぼ全編が倫太郎(堺雅人)と明良(蒼井優)のことなのに、毎回登場するおまけ程度のゲスト患者のくだり、騒ぎまくるだけのるり子(高畑淳子)、明良と夢乃のギャップと。1カット見ただけでは、何話か解からない…
本作に登場する精神科医への違和感
それと、本作に登場する精神科医への違和感も第1話から払拭出来ないままなのも、代わり映えしない大きな原因の1つ。私は精神科のことは詳しくないが、私と同じくらい、この脚本家は精神科のことを知らずに書いていやしないだろうかってこと。
中でも1番気になるのは倫太郎が明良を治療するくだり。倫太郎がカウンセラーで、解離性人格障害を確定診断にせず “疑いがある” くらいにすれば、倫太郎と明良の恋バナにも違和感は少なくなるのだが、あれが精神科医の治療ってことになってるから違和感が半端ない。
ついでに言えば、今回の葉子(高梨臨)の言動も精神科の研修医としてどうかと思う。自分の感情を患者にぶつけるみたいな。まあ、精神科医以前に、普通の社会人としてもダメなんだが。
やはり、本作は、精神科治療や精神科医をきちんと表現していないと思う。ドラマなりの脚色は良しとしても、きちんと描くべきは描いて欲しい。
本作には物語と言う物語が感じ取れない
結局、本作には物語と言う物語が感じ取れない。毎回同じような映像とエピソードの繰り返し。確かに精神科の治療は一進一退でそう簡単に進むものではない。しかし、本作はテレビドラマだし、現状では精神科医と患者のちょっと風変わりな恋バナでしかない。これでは、面白味を感じないのも無理はない。
あとがき
もう、盛り返すことは無さそうですね。このパターンの繰り返しと、履き違えた精神科の解釈が修正されない限り、このまま妙な恋バナを見るのでしょうね。まだ終わってませんが期待したのに残念です。次回で離脱するかも…
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ドラマ『Dr.倫太郎』原案小説 「セラピューティック・ラブ」 清心海 (著)
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