戦う!書店ガール (第6話・5/19) 感想

フジテレビ系『戦う!書店ガール』(公式)
第6話『男の策略…試される女性リーダーの資質』の感想。
なお、原作小説:碧野圭『書店ガール』シリーズは未読。
若い店員をばかにする理子(稲森いずみ)のインタビューが雑誌に載り、記事を信じた麻美(鈴木ちなみ)たちは反発する。一方、理子は閉店する吉祥寺店の店員が別店舗で働けるようリストアップして野島(木下ほうか)に渡すが、野島はひそかにそれをごみ箱へ。そんな中、亜紀(渡辺麻友)と三田(千葉雄大)はインタビュー記事の真偽を調べに出版社へ行き、原稿をチェックしたのが野島だったことを編集者(石川伸一郎)から聞き出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
最初から、こう言うドラマで良かったのだ
前回の感想記事のあとがきで、「W主役の強引さをもう少し抑えて作って欲しい」と書いた。確かに、今回はそうなっていた。しかし、これでは前々回までと全く違うドラマではないか。
亜紀(渡辺麻友)は完全に脇役に移動し、主人公は理子(稲森いずみ)だけになり、アラフォー女性の出世物語か職業ドラマになってしまった。確かに、私自身、当初からこう言うドラマを期待していた。
仕事にプライドを持って働くうちに婚期を逃してしまった理子を、気が強くて自由奔放な亜紀がフォローしながら、それぞれの仕事や恋に奮闘する物語。最初からこれで良かったのだ。
こんな調子でコロコロ方向性が変わるのなら…
しかし、時既に遅しだ。中盤に理子の気遣いに感動する若い書店員たちの回想が描かれたが、そんなの急に挿入されても困る。これまでの5話の中で殆ど描かれなかった書店内の人間関係をここへきて取って付けたように持ち出して、視聴者に脳内補完させようったって、そんな都合の良い話は無い。
結局、第5話までは理子と亜紀のゆるーい恋バナとちょっと仕事の話。第6話はいきなり理子の仕事の話。共通点は、舞台が本屋である設定が全く活かされていないこと。そして、主人公が書店員である必然性もないし。そもそも本が台詞でしか描かれていない。この調子でコロコロ方向性が変わるなら最終回だけ観れば良いのと同じだ。
あとがき
うーん、これまで何とか良くなるかなと期待して観てきましたが、ここまで視聴者の好意的な脳内補完に頼り切った雑なドラマは観続ける威力が湧きません。次回も観てみますが、余程面白くなければ、この第6話の感想記事が最後になると思います。継続視聴の皆さん、楽しんで下さい。
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