まれ (第44回・5/19) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第8週『危機的クリスマスケーキ』『第44回』の感想。
希(土屋太鳳)は相変わらず販売や皿洗いの毎日を送っている。そんななか大悟(小日向文世)が、ことしのクリスマスケーキのルセット(レシピ)を皆に発表するが、数日後、近所に開店したお店のチラシで、大悟のルセットと同じケーキが売り出されることがわかる。大悟はクリスマスケーキの販売はすべてキャンセル、店を閉めると言いだす。一方、ルセットが盗まれたと考えた陶子(柊子)は、その犯人が希ではないかと疑う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
感じの悪い台詞は止めが方が良い
美南「希さん、ケーキの名前覚えた?」
希 「はーーぁ。なーんも、
まだ。どうやって作るのかも見当もつかん」
冒頭のこのやり取りで今日も観る気が失せたのは言うまでもない。理由は、希の台詞だ。もはや美南(中村ゆりか)と会話が成立していない。その上で超気になるのが希お得意の「はーーぁ」って台詞だ。時にため息だったり返事だったり。脚本にあるのか演者の癖だか知らないが、感じの悪い言葉は止めた方が良い。
もう「能登編」は、全部削除するべき
もう他の表現が無いからキッチリ書くが、あの完全に必要性の無いヒロインがいない「能登編」は全部削除した方が良い。徹(大泉洋)に「地道に」と言わせれば良いってものじゃないのは素人でも解かるレベル。それでなくても出来損ない状態の「横浜編」を、プロが自ら足を引っ張ってどうするのだ。
こんな雑な人間が繊細な菓子を作れるのか
これは個人的な感覚なのだが、列を作る客の側にいる店員が扉を開けるのだから、希が言うべきは店内に向かって「オープンします」ではなくて、お客さまに向かって「オープン(致)します」ではないのか。チラシを持ってきた客へも「ちょっといいですか」だし。
こんな雑な人間が繊細な菓子を作れるのかと思ってしまう。そう思わせている時点でドラマとして破綻してる…
演出家も地道にコツコツを描くつもりはないのか
そして、何だかまた事件発生。まあ、そんなのどうでも良い。もう脚本には期待できない。そこで望みは演出なのだが、それがまた困った状態。レシピだか材料名を歩きながら朗読して歩くのが地道にコツコツと思えと言うのか。
折角、浅井(鈴木拓)のノートを見たのだから、直後のシーンは暗記でなく、食べ歩きで自分のノートのページを地道にコツコツ増やせば良いのに。無駄な「能登編」をカットすれば尺は十分足りるはず。演出家も、もう地道にコツコツを描くつもりはないのか。
あとがき
池畑大悟(小日向文世)のキャラ設定も怪しくなってきましたね。見た目が同じだってだけで中止って。レシピ漏れ犯人捜しをやりたいの解かりますが、そのやりたいことのために、大悟と言うキャラが、拘り過ぎる変り者から、単なる自己チュー職人&店長になっちゃった。どうして悪い方へばかり進むんでしょうね。
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