まれ (第43回・5/18) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第8週『危機的クリスマスケーキ』『第43回』の感想。
部屋に現れた酔っぱらいに、驚くまもなくキスされてしまった希(土屋太鳳)。警察も駆けつけての大騒ぎとなるが、大悟(小日向文世)と輪子(りょう)の息子・大輔(柳楽優弥)だということがわかる。なかなか寝つけずに迎えた翌日、早朝からマ・シュリ・シュ・シュで働く希だが、なにをやっても手際が良くない。店ではクリスマスまでの一か月、大輔の妹・美南(中村ゆりか)が手伝うことになる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ドジを地道にコツコツ積み重ねてどうする?
希(土屋太鳳)のファーストキスや大輔(柳楽優弥)のこと、兄妹の登場のためのネタだか知らないが、全く不要で意味不明。化粧のことも、修行の紹介もどうでも良い。もうこんなこと描いてる暇があるのか!と脚本家に言いたい。コツコツとドジを描いてどうするって言うんだ。
ケーキの入れ忘れの一件だけは許せない
ただ、注文のケーキを入れ忘れた件は、重隅を突く以前の問題として触れておく。「横浜編」は希をどうしても “ドジだけど頑張る純粋な女の子キャラ” にしたいらしい。だから、次々とドジを描くのだろうが、流石に入れ忘れは現実離れし過ぎ。
あれ程の高級&人気店で、新人が接客担当とは言え「商品の入れ忘れ」は完全に店の問題。店の信用問題に関わるレベルの事故。なのに、都合良く希のドジ話で終わらせちゃう。新人にレジ打ちまで全部任せ、先輩のチェックなしなんて絶対にあり得ない。
こう言う誰もが知ってる日常で、強引に非日常を描いてもドラマなんて生まれない。そんなことも解からないのか、この脚本家は。たった1つの嘘くさいエピソードがドラマ全体の嘘くささを助長するのに。
今度こそ希の努力を描いて欲しい
どうも嫌な予感が拭えない「横浜編」。能登の「就職編」が、希のドジ話を連続させた割に地道にコツコツを一切描かずに終わったのと同じ道を進む予感が漂うのだ。
とにかく結果を出すための努力を描かなければ、何となく公務員になり、何となく修行が始まったように、また何となくパティシェになるだけってことになる。真面目に書け、と言いたい。
あとがき
週の幕開けの月曜日だっていうのに、お先真っ暗の出だしでしたね。キス、ドジ、化粧、子どもの三角関係、あーくだらない。どうせ、サブタイトルから想像すれば、クリスマスケーキづくりで大忙しの店で、菓子作りのセンスをチラ見させる程度の話でしょ。いつになったら、地道にコツコツを描くんだろう?
それと、これは全く個人的な感覚ですが、希の髪が度々口に入りますよね。今日の冒頭では髪が口に入ったまま台詞を喋る。ああ言う不潔なのがとても気になります。演出家は平気なのかなあ。それにケーキを落とすシーンや先輩が怒るシーン。あんなに描く必要あるのでしょうか。私ならあんな店で二度と買いませんけどね。
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【これまでの感想】
第1週『魔女姫バースデーケーキ』
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第2週『告白シュークリーム』
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第3週『卒業ロールケーキ』
13 14 15 16 17 18
第4週『さよなら桜もち』
19 20 21 22 23 24
第5週『情熱ミルフィーユ』
25 26 27 28 29 30
第6週『母娘キャロットケーキ』
31 32 33 34 35 36
第7週『横浜激辛プチガトー』
37 38 39 40 41 42
第8週『危機的クリスマスケーキ』
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