アイムホーム (第5話・5/14) 感想

テレ朝系『アイムホーム』(公式)
第5話『母への詫び状…僕の二人の妻たちの闘い』の感想。
なお、原作漫画:石坂啓『アイムホーム(上下巻)』は未読。また、NHKドラマ『『アイ’ム ホーム 遥かなる家路(2005)』も未見。
四月(鈴木浩介)の勧めで、事故以来初めて実家を訪れた久(木村拓哉)は、家業だった酒店がコンビニエンスストアになっていることに驚く。弟で店主の浩は久に冷淡で、母・梓(風吹ジュン)の体調を心配する久を相手にしない。その一方、久は女手一つで自分たちを育てた梓を嫌っていたことを思い出す。恵(上戸彩)はパン教室で香(水野美紀)に接近する。そんな中、久は浩の店がインターネット上の中傷により閉店の危機に陥っていると知る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
七髙剛氏の演出で、だいぶ良くなった
演出が第1話と2話担当の七髙剛氏に戻ったお蔭で、全体の煽り傾向も抑え気味になり、何より久が以前のような「神秘的な家路久」の雰囲気を取り戻しつつあるように感じた。演出家の差によって仕上がりにバラつきがでるのはしょうがないが、もう少し平均化したら良いと思う。
ますます脚本が何を描きたいのか見えなくなって来た
ただ、如何せん脚本が益々何を描きたいのか見えなくなって来た。
記憶を失った久の物語なのか?
5年前の久なのか?
2年ほど前のことなのか?
原因は、シーンが行ったり来たりし過ぎるからだと思う。「今の久の家族」「離婚した久の家族」「久の過去探しの旅」「久の実母」「久の弟」「コンビニ脅しの収束」と久があれこれ手を出し過ぎなのだ。その結果として、情報はたくさん貰えるが、だからなんだって感じ。絞り込んだ方が良いと思う。
あとがき
久の語りと、こちらの脳内補完で、物語の意味も流れも解かるし、それなりの面白さはあると思うが、どうもスッキリしない。やはり、しっかりとメインを絞り込んだ脚本で楽しませてほしい。
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