まれ (第41回・5/15) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第7週『横浜激辛プチガトー』『第41回』の感想。
ようやくケーキ店「マ・シェリ・シュ・シュ」に入ることのできた希(土屋太鳳)。そこに現れたのは、かつて金沢のケーキコンテストで審査員を務め、希のケーキを酷評したパティシエ・大悟(小日向文世)だった。オーナーである大悟に、希は店で修業をさせてほしいと懇願するが、大悟は受け付けない。食い下がる希が逃げる大悟を追っていくと、なぜか天中殺にたどり着く。希は店の中で大悟に改めて直訴するが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
また、同じことの繰り返し
うーん、ため息しか出ない。まず、既視感。主人公の母・藍子(常盤貴子)に続く怒りんぼうキャラ・大悟(小日向文世)の登場だ。まあ、あくまで想像の域だが、脚本家は藍子と大吾(音も似てる)を重ねて、能登と横浜をリンクさせてるつもりなのだろう。
私は、第16回で登場した大悟は、うんちくのある頑固者と思っていたのだが。結局、藍子も最後(?)までキャラが定まらないで終わったが、大悟もここまで怒ってるだけだと全くキャラが全く見えない。また、同じことの繰り返しか。
なぜか第1回から登場している津村希と言う人物って
実は、大吾なんてどうでも良い。だって、登場してまだ数日の新入りキャラだから不明点が多くて当然。問題は、第1回からずーっと登場している希(土屋太鳳)と言う未成年の女。横浜に来るまでの過去39回分では、出番もそんなに多くないし、キャラも見えなかったキャラ。でも、公式サイトには “ヒロイン” とある。
ヒロインって、こんな設定だっけ?
どうやら、ここ数日を見る限りでは、この希と言う人物の特徴は、大食感ですぐにお腹が空いて、味の記憶力を持ち、ケーキ職人になる夢があり、幼い頃に食べた忘れられないケーキを作った菓子職人の下で修業したくて、ケーキのことを想像すると所構わず踊りだし、押しつけがましくて図々しくて、やたらとお節介と言う人物像らしい。
過去を切り捨て、また新たに情報を詰め込むだけ
これまで極端にヒロインを描かない上で、この数日で一気にヒロインの設定を上書き(本当はやっと書き始めたのだが)して、その上、一度だが過去に登場した大悟まで上書きし放題で、更に更に新キャラを数名投入し、もう情報過多と言うか完全に数日間にしては詰め込み過ぎ。
結局、本作が「横浜編」になっても期待薄なのは、これまでのことが全く活かされていない点で、ほぼ連ドラとして破綻していること。最後の最後に希の気持ちを語りが補強していたが、まだ視聴者は「希がどうして?」なんてところまで情報処理が追いつかないのを作者が理解しておらず必要とも思わないことを理解していないこと。ダメだこりゃ。
あとがき
仕事で、感想記事が丸1日遅れました。何とか、第42回放送には間に合いました 、フ~っ。でも、慌ててみる程の15分では無かったですね。とっとと修行すればいいのに。まあ、「横浜編」も破綻して、また「能登編」に戻るような気がしてなりませんが。
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