マザー・ゲーム~彼女たちの階級~ (第5話・5/12) 感想

TBS系『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』(公式)
第5話『子供を守るための嘘…?扉の奥に隠してきた衝撃の真実!』の感想。
秀徳(岡田義徳)が陽斗(横山歩)の前に姿を現した。父親は死んだと教えてきた希子(木村文乃)はとっさに伯父さんだとうそをつく。そんな中、希子は‘ワンコインランチ’を完成させる。一方、希子は毬絵(檀れい)から、フネ(室井滋)の塾が主催するサマースクールに参加した後、別荘に招待されていた。何か話があるらしい。ところが、直前になって、毬絵は聡子(長谷川京子)たちにも声を掛ける。そんな毬絵に希子は違和感を覚える。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
毬絵を中心に描きながら、主人公もしっかり魅せた
ぼちぼち折り返しの第5話で、やっとラスボス?の毬絵(檀れい)が描かれた。それもラスボスらしく、きちんと物語の中心に描きながら、出しゃばり過ぎずに主人公を立てる魅せ方。群像劇としては、とてもよく書けていると思うし、演出とのバランスも良い。
「嘘」でマザーたちを上手に因数分解した群像劇
これまでも当blogでは、第1話と第3話担当の荒井修子氏がしっかりキャラをつくり、第2話と第4話担当の武田有起氏がきっちり群像劇をつくるスタイル(だと想像している)と書いてきた。
そして、上でも書いたように折り返しの第5話で、サブタイトルに「衝撃の真実」とあれば、荒井修子氏で新キャラを登場させて、一盛り上がりを作ると想像したのだが…
実際は、武田有起氏が「嘘」「秘密」をキーワードにマザーたちを上手に因数分解して群像劇に仕上げた。本作、本当にリレー脚本が成功していると思う。
ロケ地も良いし、主人公の抑え目な演出も良い
そして、演出も良い。まず新緑豊かな環境でのロケが美しかった。小さな世界のお話だけに、実はロケ地で広さを見せると新鮮さが出る。マンネリ化、パターン化を見た目で腐食する良い作戦。そして何より見事だったのは、必要以上に希子(木村文乃)を強めなキャラに演出しなかったこと。
どうも出しゃばって出しゃばって最後に全部持って行くパターンは好みが分かれる。ここまでいい感じに仕上がっている群像劇なら、主人公とは言え、この位に抑えた目立たせ方で良いと思う。
あとがき
まあ、今回は希子が嘘を隠していたと言う話でしたから、主人公が出しゃばらなかったと言うのもあると思うので、次週はどうなるんでしょうね。でも、回を重ねる毎に観易く面白くなっていると思います。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
TBS系 火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」オリジナル・サウンドトラック
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/7030/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/418876605.html でも、TB受付けております。
- 関連記事
-
- まれ (第39回・5/13) 感想 (2015/05/13)
- 戦う!書店ガール (第5話・5/12) 感想 (2015/05/13)
- マザー・ゲーム~彼女たちの階級~ (第5話・5/12) 感想 (2015/05/13)
- まれ (第38回・5/12) 感想 (2015/05/12)
- ようこそ、わが家へ (第5話・5/11) 感想 (2015/05/12)