Dr.倫太郎 (第4話・5/6) 感想

日テレ系『Dr.倫太郎』(公式)
第4話『踊る精神科医と踊れないバレリーナ!セクハラ疑惑は突然に!』の感想。
倫太郎(堺雅人)を訪ねてきた夢乃(蒼井優)が突然、診察室を飛び出した。一方、宮川(長塚圭史)が診察中のバレリーナ・牧子(マイコ)から、セクハラで訴えられる騒ぎが起きる。ぬれぎぬを着せられた宮川によると、2年前に夫を亡くした牧子は鬱(うつ)状態で通院中だという。そんな中、牧子の娘・千果(井上琳水)がいなくなり、夢乃と一緒に病院を出ていったことが判明。2人を見つけた倫太郎は夢乃のある症状を確信する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
三匹目のドジョウはいなかった
前回の記事で、日テレの積極的なテコ入れ策の効果が出ていると書いたが、第1話が 13.9% 、第2話が 13.2% 、そして第3話が 13.7% と盛り返した。さて、今回もテコ入れを期待して観始めたのだが、どうやら三匹目のドジョウはいなかったようだ。
ただ、蒼井優さんと高畑淳子さんの演技が見事だったし、高橋一生さんにも見所があったから数字的にはキープしそうだが。
今回は期待ハズレだった
私にとって期待ハズレだったのは、夢乃(蒼井優)のくだりを完全にストーリーの中に組み込んでしまったこと。これまでも私は雪乃とゲスト患者のパートは完全分離するべきと訴えてきた。しかし、今回は真逆にゲスト患者の娘を介して全編に出たり入ったり状態。
それでなくても、倫太郎(堺雅人)が精神科医には見えず心理カウンセラーで、誰を治したのか明瞭でないのに、ここまで雪乃の場面が散りばめられると、倫太郎の患者は雪乃だけのようにしか見えなくなってしまう。大人の事情はあろうが、せめて雪乃パートは前半に固めるなどの策を講じるべきだった。
最後の雪乃の登場で、全部が空中分解しちゃった
そして、終わってみれば、牧子(マイコ)と牧子の娘・千果(井上琳水)パートがブツ切れになり、雪乃パートも同然にブツ切れだから、「母と娘」で括って感動を呼ぼうとしても、最後の最後でまた雪乃を突っ込んでくるから、全部が空中分解に。そう、何を描きたかったのか全く解からなくなってしまったのだ。
個人的なテコ入れ案としては、大人の事情で難しいとは思うが、是非とも期待したいのは、今回でかなり描いた雪乃の一件を、次回辺りで一件落着させてはどうか?ってこと。だって、天才的な洞察力を持つ精神科医・日野倫太郎なんでしょ。そろそろスーパードクターぶりを魅せないと、誰も患者を救ってないってことになるかも?
あとがき
本作を楽しめてるのは、蒼井優さん、高畑淳子さん、高橋一生さん、長塚圭史さんお目当ての人位でしょうか。堺雅人さん目当てでは厳しい作風になって来たと思います。
やはり、倫太郎と夢乃のくだりを描くなら徹底的に描くべきなのに、小出しとブツ切れでしか魅せないから面白さに繋がっていない印象です。次回、またぐだぐだ進むんでしょうかね。
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