まれ (第30回・5/2) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第5週『情熱ミルフィーユ』『第30回』の感想。
文(田中裕子)を連れ弥太郎(中村敦夫)のもとを訪ねる希(土屋太鳳)。修業時代の素行を文から指摘された弥太郎は、希の説得もあって破門を再考することになる。さらに能登体験ツアーの参加者の一人・亜美(梶原ひかり)がやってきて、輪島塗の職人になりたいと申し出る。一方、希にしったされて、もう一度職人を目指す決意を固めた圭太(山崎賢人)は、一子(清水富美加)との東京行きを取りやめ、再び弟子入りをする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今一つピンと来なかった希の説得話
その昔にあった自分の夢の温かさを思い出させてくれた圭太(山崎賢人)の夢を応援したいと言った希(土屋太鳳)が今一つピンと来なかった。普通なら、「私も夢を諦めないことにしました」じゃないの?まあ、それでは弥太郎(中村敦夫)の説得にならないから、ああ言う解釈になったのだろうが。
希に説得力を持たせるように描いて来れば…
その前に5分近くも、文(田中裕子)らが弥太郎を説得していたが、あれこれ昔話を持ち出して芋づる式に語られても、そもそもこちらにはそれ程の思いも無い昔話。その上に、あんな小娘(失敬…)に説得され納得するのかと思わせてしまう本作の問題点。
若かろうがヒロインの言葉に説得力を持たせるように描いてこなかったのがいけないのだ。
残念だし納得し難いのは…
全26週だから、今日で約1/5が終わったことになる。起承転結なら “起” が終わった頃か。で、本作が「ヒロインがパティシエールを目指す物語」である(あった?)ことを脳内で白紙にすれば、輪島の住民たちの悲喜交々を描いたことは間違いないし、それはそれで悪いとは思わない。
ただ、残念だし納得し難いのは、ヒロイン自身のことが殆ど描かれた印象が無いこと。多分、多くの視聴者が希のことより、圭太や一子や徹のことを知っているはず。そんな中で、今日の終盤のように取って付けたように「ヒロインがパティシエールを目指す物語」を提示されても困るのだが…
あとがき
ラストの1,2分と予告編を観て、呆れちゃいました。一気にそっちの方向へ持って行くんだなあって。今までのことは忘れて、新たな「ヒロインがパティシエールを目指す物語」が始まると思って、来週から気持ちを切り替えましょうかね。でも、この5週間は何だったんでしょう???
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【これまでの感想】
第1週『魔女姫バースデーケーキ』
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第2週『告白シュークリーム』
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第3週『卒業ロールケーキ』
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第4週『さよなら桜もち』
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第5週『情熱ミルフィーユ』
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