京都人情捜査ファイル (第1話・4/30) 感想

テレ朝系『京都人情捜査ファイル』(公式)
第1話『被害者の一番近くにいる警察官たちを、知っていますか?』の感想。
京都府警犯罪被害者支援室の室長・仁美(松下由樹)らは、アパレルメーカーの社員食堂で発生した食中毒事件の被害者らに対応する。何者かが、食堂のしょうゆ差しに毒キノコの成分を混入し、社員の藤川が亡くなっていた。しかし、他の被害者はなぜか支援の申し出を拒否する。不審を抱いた室員の戸隠(高橋克典)は、藤川の息子・駿(濱田龍臣)の無念を晴らすために、支援室の裏の顔‘特捜班’として事件を調べ始める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
先日放送されたSP版とだいぶ印象が変わった
先日(4/25)放送されたスペシャル版『実在する犯罪被害者支援室の活躍を初ドラマ化!通り魔&身代金誘拐~悲劇の家族を救うため結成された特捜チーム~壊された心、必ず取り返します!』の連ドラ版の第1話が始まった。
SP版は、初期説明が必要だったために、若干間延びした感じはあったものの、物語はそもそも捜査権を持たない “犯罪被害者支援室” に新規配属された主人公・戸隠(高橋克典)が特命で捜査権を発動し、それに疑問を抱きつつも被害者支援をする室長・仁美(松下由樹)との複雑な関係を丁寧に描いた作品だった。
「大江戸捜査網」の現代版
そして今回。SP版を未見だと、どんな印象になったんだろうか。SP版は、ちょっと変わった刑事ドラマとしての面白味があったが、今作は『大江戸捜査網』の現代版って感じで、メインの数名の登場人物たちが均等に前に出てきて、各自で潜入捜査して最後はめでたしめでたし。
戸隠のキャラは若干濃くなったものの、その分だけ犯罪被害者支援の要素が薄まってしまった。まあ、全体的な仕上がりは、カット割りも意外に凝ってるし、音楽の付け方もキメ所でちゃんと鳴るし、物語よりもキャラ重視な点も、正に勧善懲悪の時代劇風。これはこれでアリだと思う。
あとがき
ここまで “秘密捜査員・隠密同心たち” が活躍するドラマになるとは思いませんでした。個人的には、SP版のノリの方が好みですが、平日の20時スタートの連ドラと考えると、勧善懲悪の時代劇風な仕上がりが合っていると思います。
ただ、出来ればもう少しストーリーで魅せて欲しかったです。次回に期待します。
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