心がポキッとね (第4話・4/29) 感想

フジテレビ系『心がポキッとね』(公式)
第4話『一人にしないで…。おかしな関係崩壊!』の感想。
春太(阿部サダヲ)との過去を隠していた上、その後も心(藤木直人)に対して気遣いがないと、みやこ(水原希子)が静(山口智子)を責める。心は自分を心配してくれたみやこを、親愛の情からハグ。春太はみやこの胸中を知るだけに、この展開に慌てる。一方、静も奇妙な四角関係に戸惑っていた。人生前進しかないと決めたはずが、つい立ち止まったり振り返ったり。しかも、以前は理解できなかった春太のことが今は理解できるようになり…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
前回が良くなったから、期待したのに…
前回の感想の「あとがき」で、“やっと、ほのかに『最後から二番目の恋』の香りを感じました” と書いたのだが、残念ながら今回はその延長線上にはあらずだった。前回は、何となく4人の “心の機微” みたいなものを描いていたのに…
なぜ「全体的に騒々しいだけのドラマ」になったのか?
誰が見ても解かるように、主人公を春太(阿部サダヲ)、(藤木直人)、みやこ(水原希子)、静(山口智子)の4人と捉えると、圧倒的に賑やかなのは女性2人。その圧倒的なのを弱まるためなのか、直接みやこと静のキャラを抑えずに、周囲の女性脇役を賑やかに設定し直して、賑やかな女性たちを作ってる感じ。
結果、ドラマの全登場人物の構成が、静かめな男性陣と賑やかな女性陣になってしまって、今回は「とにかく全体的に騒々しいドラマ」に仕上がった。脚本家の意図を好意的に考えると、一度こうしておいて、徐々に4人の掛け合い漫才的な魅せ方に軌道修正しようとしているのかもしれない。
今後は、メインの4人を一塊として魅せるのか?
要は、第3話までは4人の個々のキャラのぶつかり合いで魅せようとしてきたのを、メインの4人を一塊として捉えて魅せようとする、『最後から二番目の恋』風の魅せ方に近づけようとしているってことかも。
ただ、如何せん小ネタも含めて全体がワイワイと大騒ぎしているだけの印象が強いし、キャラクターも相当好みが分かれる設定なのは変わっていないから、ダメな人はダメって典型的な作品になってるのが残念だ。
賑やかと騒々しいのは紙一重なんだから
でも、今回もラストのシーンは悪くなかった。春太が心を殴ることで、大騒動に一区切りがついた印象だ。とにかく賑やかと騒々しいのは紙一重。賑やかなのは構わないが、“病んでるオトナ” を描くなら、観ているオトナのために、もう少し落ち着いた脚本と演出を望みたい。
あとがき
ちょっと女性陣のキャラが賑やか過ぎますかね。それと、毎度の心の仕事のくだりも笑えるようなパターン化になるには難しいような。個人的にはもう少し抑えたキャラの脚本と、センスある演出で、落ち着いたドラマに仕立てて欲しいです。
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