Dr.倫太郎 (第3話・4/29) 感想

日テレ系『Dr.倫太郎』(公式)
第3話『愛に包まれた夫婦に起きた真夜中のDV事件!?』の感想。
倫太郎(堺雅人)は昼休み、お茶に誘った夢乃(蒼井優)を診察室で待つが、彼女がやって来る気配はない。一方、百合子(吉瀬美智子)が、自宅の階段から転落して救急搬送された弓子(宮本真希)のDVの可能性を指摘。弓子と2人暮らしの夫で警視庁警視の司(北村有起哉)も病院に泊まり込んでいた。ところが、病室を訪ねた倫太郎が精神科医だと知った途端、弓子は態度を硬化させ、夫は暴力を振るうような人間ではないと断言する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
積極的にテコ入れする日テレを応援したい
第1話の主人公は、精神科医と言いつつ私にはちょっと機転の利くセラピスト。第2話はそれじゃいけないと判断したのか、同僚医師の宮川(長塚圭史)との差別化で倫太郎(堺雅人)が精神科医であることを何とか見せた。そして、第3話はどんなテコ入れ策を講じるのか期待して始まった…
結論から言うと、夢乃(蒼井優)のくだりの印象を若干薄めて(尺も短くなっているかもしれないが)、ゲスト患者のくだりを少し押し出した。そんな感じだろうか。そして最大のテコ入れは、脚本担当が中園ミホ氏から公式サイトにも掲載の無い相内美生氏に代わったことだ。
何せ世間も私も期待度が高かった割に、視聴率は第1話が 13.9% 、第2話が 13.2% と物足りない状況。それを日テレが察知して早速テコ入れ策を講じてきたとすれば、それは良いこと。のんびりと視聴者の「何か起こりそう」「きっと堺さんのドラマだから巻き返すはず」なんて好意への期待は捨てて、現実を直視した日テレを応援したい。
雪乃よりゲスト患者のくだりを中心に描けないのか?
さて、肝心の物語のほうは、倫太郎(堺雅人)と夢乃の『倫太郎の恋愛事情』風なくだりを除けば、正味35分前後だろうか。ただ今回は百合子(吉瀬美智子)を絡めたりして、僅かだが倫太郎の個人的な問題から外向きになり、丁寧さが加わったと見ていいと思う。
とは言え、個人的な好みで言えば、ゲスト患者のくだりこそが、倫太郎らしい治療の見せ場として面白いから、雪乃との『倫太郎の恋愛事情』風との同時上映みたいなテイストは残念で仕方ない。大人の事情で蒼井優さんの出番は削れないのだろうが、日テレにはドラマの仕上がり重視で、第4話も大いにテコ入れを望みたい。
あとがき
精神科医がいくら顔見知りの患者とは言え、自宅に入れるのか?とか、心の内面を扱っているとは言え、ただ患者の心の闇が解放されたってだけで退屈だとか、そんなマイナスなイメージばかり目立ちますね。やはりここは、ゲスト患者に絞り込んで、雪乃パートは程々にしたらいいと思います。
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