まれ (第27回・4/29) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第5週『情熱ミルフィーユ』『第27回』の感想。
移住希望者として体験ツアーに参加していた安西(六角精児)は、実は経営コンサルタントで、輪島塗の職人を引き抜いていた。希(土屋太鳳)が圭太(山崎賢人)の修業する塗師屋に駆けつけると、安西が圭太と弥太郎(中村敦夫)に向かい、輪島塗の新しいビジネスモデルについて持論を説いていた。だが弥太郎は安西を一蹴する。一方、徹(大泉洋)は夢を追う移住希望者たちの姿を見て、家族に内緒であやしい動きを始めていた…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
祝日だから、ヒロインもお休みか?
今日は祝日だからヒロインもお休みなのか、何と15分全編、輪島塗と輪島塗職人の話。おいおい、本作はヒロインがパティシエールを目指す物語ではなかったのか?何度、このフレーズを繰り返せばよいのだろう???
ところで、「ミルフィーユ」って何の比喩なの?
輪島塗の話そのものは悪くない。能登が舞台の物語だから、上手に描いてくれれば良いと思う。ただ、輪島塗の話は主人公とは無関係の話。それを今週はずっと描いてる、『情熱ミルフィーユ』の名のもとに。ここで大きなな疑問点が湧いてくる。この「ミルフィーユ」って何の比喩なのかってことだ。
[1] 月曜日に描かれた「輪島塗=漆を塗り重ねる=ミルフィーユ」
[2] 本作のテーマ「主人公の地道にコツコツ=努力を重ねる=ミルフィーユ」
私は当然、 [2] であるべきだし、あって欲しいと思う。しかし、作者は [1] のまま今週を終わらせようとしていないだろうか。何時ぞやのお菓子コンクールでの審査員の言葉にもあったように、主人公の「地道にコツコツ」を描かないと本作でないのに。今週も週半ばで絶望的な感じになってきたような…
主人公が群像劇風のごちゃ混ぜ物語に埋没させるな
ここ数日毎日書いているが、もう主人公が菓子職人になる夢なんてどうでも良い。とにかく、主人公が群像劇風のごちゃ混ぜ物語の中に埋もれないように、地道にコツコツと地方公務員をやってる姿、時にはハチャメチャにやって大活躍するような朝ドラにして欲しい。
このままでは、若手の新人俳優を見るだけの朝ドラになってしまう。いや、朝ドラでなく朝番組になってしまう。これで良いのか、朝ドラ制作陣!
あとがき
あれだけ連呼していた「地道にコツコツ」は何処へ行ってしまったんでしょうか。主人公が物語絡んでもいないし。これと言ってお目当ての俳優がいない私は何を見れば良いのかなって思っちゃいます。左上の時計でも見てろってことなんですかね。とにかくヒロインを描いて欲しいです。
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