マザー・ゲーム~彼女たちの階級~ (第3話・4/28) 感想

TBS系『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』(公式)
第3話『女の価値は何で決まる?母親の見栄とプライド』の感想。
先日来、希子(木村文乃)にワンコインランチを提案する謎の‘ポケットチーフの男’(豊原功補)から、老人ホームのイベント用の注文が入った。一方、毬絵(檀れい)が希子に、園長・フミ(室井滋)の妹・フネ(室井=2役)が経営する学習塾の体験学習に、陽斗(横山歩)を参加させてみないかと話す。そんな中、由紀(貫地谷しほり)が桜子(後藤由依良)のお迎えに遅れる。パチンコに興じていたからだと知った希子は由紀に意見するが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
主人公の一人勝ちが薄まって良くなった
まず、今回は主人公・希子(木村文乃)の強引さがかなり影を潜め、更に園長と塾長、双子の姉妹、弁当にうるさい謎の男の正体、元旦那の登場など、幾つかの新展開もあったため、かなりこれまでと違った雰囲気が味わえた。この位に、主人公の一人勝ちが薄まると、群像劇として楽しめると思う。
適度に弱みを見せてこそ愛する主人公になる
繰り返しになるが、今回の最大の収穫は主人公が、視聴者が共感を持てるキャラクターになったことだ。確かに、どこでも怯まずに自己主張できたり、嫌な相手でも向かって行ったり、どんな難問の自己解決できちゃう主人公は強くて魅力的だ。
しかし、それだと視聴者は蚊帳の外になってしまう。今回のように適度に弱みを見せてこそ愛する主人公になると思う。
2人の脚本家のリレーが上手くいってる
本作が2人の脚本家のリレー作品なのはご承知の通り。因みに、第1話と第3話が荒井修子氏で、第2話が武田有起氏。どうやら荒井氏が主人公のキャラをつくって、武田氏が群像劇をつくるみたいな役割なのだろうか。もしそうだとしたら、この役割分担は成功すると思う。リレーで各人が各話で全体を進めると、違和感が生まれる作品が多いから。
演出も上手に2人の差を埋めるように仕上がっているのも良い。
あとがき
今回はおじいちゃん・徹治(竜雷太)と陽斗(横山歩)が大活躍で、親子三世代のいいお話でした。園長と塾長が双子の姉妹ってのも楽しいアイデア。元旦那にはイラッとしますが、何でもトントン拍子に進んじゃ面白くないですもんね。第3話の仕上がりをキープ出来たら、もっと面白くなると思います。次回に期待します。
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