ようこそ、わが家へ (第3話・4/27) 感想

フジテレビ系『ようこそ、わが家へ』(公式)
第3話『遂に捉えたストーカーの姿』の感想。
なお、原作小説:池井戸潤『ようこそ、わが家へ 』は未読。
健太(相葉雅紀)は自宅に取り付けた防犯カメラの映像を、明日香(沢尻エリカ)と共に確認する。すると、車を傷付けた男は、カメラの存在に気付いて行動していることが判明。明日香は、家族が第三者に話した可能性を指摘する。その夜、倉田家には頼んでもいない大量のピザが届いた。さらに、カメラについては誰も口外しておらず、家族の不安は募る。一方、太一(寺尾聰)と摂子(山口紗弥加)が不倫関係にあるとの怪文書が出回る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「デザイナー倉田健太の事件簿」に出来ないかな?
原作があるのは解かるが、明日香(沢尻エリカ)などオリジナルキャラクターが多数設定されているのだから、この際、大幅に健太(相葉雅紀)の出番を増やしつつ、物語の中心に出来ないものだろうか。そう、『デザイナー倉田健太の事件簿~愛する家族を狙うのは誰だ~』みたいな感じで。原作ファンには叱られそうだが。
あれこれ恐怖感を煽るのは悪くないのだが…
●ストーカーは、倉田家の4人の誰を狙っているのか?
●真犯人は1人なのか?
●犯行の真の目的は何なのか?
そのために、あれこれフラグを立まくり、恐怖感を煽ってるのは悪くない。まあ、何となく最近登場しない健太の関係者が真犯人っぽい気はするのだが、それは置いておいて。気になるのは、その「最近登場しない健太の関係者」だ。ここが描かれないから、健太が明日香探偵の助手のようにしか動けていないのでは?
原作はいざ知らず、本作の主人公は健太なのだから、先に書いた通りに健太の存在感があまりに薄過ぎて物足りない。しかし、この展開で健太の出番を増やせるのは、探偵気分での調査と推理しかない。いや、そこがもっと増えたら主人公を中心とした物語として一体感が出ると思うんだが。
あとがき
もう少し倉田家の皆さんが危機感を持った方が良いとか、主人公のいない父親の会社のくだりは必要かとか、登場人物たちが本気で真犯人を捕まえようとしているのかとか、いろいろ疑問はわきますが、そんなことより、“主人公・倉田健太” と “俳優・相葉雅紀” の出番を増やして、物語のけん引役に仕立て直せないかな?と思います。
だって、健太がもっと積極的に事件に関わり解決しているように魅せれば、自然と倉田家だってボーっとしてられないだろうし、今回の摂子(山口紗弥加)のバイトの件で「ナカノ電子部品」に首を突っ込むきっかけも出来たし、何より全体のまとまり感が出て来る思うんですが…。ちょっとした健太の魅せ方の工夫に期待したいです。
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