ドS刑事 (第3話・4/25) 感想

日テレ系『ドS刑事』(公式)
第3話『恐怖の連続放火にマヤの怒り爆発!恨みの連鎖の謎を解く涙のドS攻撃!』の感想。
なお、原作漫画:七尾与史『ドS刑事』は未読。
放火殺人事件の被害者2人を恐喝していた佐々木(ナカムラユーキ)が焼死体で発見された。恐喝の件を死の前日に突き止めていたマヤ(多部未華子)は、不二子(吉田羊)に報告がなかったことを責められるが、責任を取らせてもらえない。佐々木に貢いでいた女たちに疑いの目が向く中、マヤは代官山(大倉忠義)を連れ、半年前に焼身自殺をした女性の母・時枝(中尾ミエ)の元へ。時枝の言葉からマヤは焼身自殺の原因をたどり始める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
うーん、困った…
うーん、困った。大して足を使って地道な捜査した印象も少なく、ただ淡々と事件と脳内捜査を繋げてるだけ。その上、時間の真相も、逆長者の草鞋べならぬ恨みの連鎖って、2週跨ぎで描くような話だろうか。まあ、冒頭でいった「困った」理由はそこではないが。
公園の回転遊具での捜査会議しか “らしさ” がない
マヤ「私が刑事になったのはね」
代官山「犯人をいたぶりたいからだ」
中盤で登場したこの台詞。これが台詞によって明文化されてことで、なぜ本作が迷走して見えるのかわかった気がする。それは『ドS刑事』と言っても、これまで描かれたのは、マヤ(多部未華子)の犯人逮捕時の「ドS(これもドS風どまりだが」だけ。
マヤの代官山(大倉忠義)への態度も上司や同僚たちへも中途半端。その意味では、むしろ既に不二子(吉田羊)の方がツンデレ女王様刑事に仕上がってる。これでは「ドS」が泣いている。だって、公園の回転遊具での緊急捜査会議しか、ドSかどうかは別にして、本作らしさが無いのだから。
あとがき
まあ、刑事ドラマとしては、そんなに悪いと思いません。ただ『ドS刑事』と言う冠が付いてる割にドSも極まってないし、それ以上にコミカルな部分がほぼ全部空回りしているのが超気になるだけです。
やはりここは、不二子とマヤのドS対立構造を再構築して、マヤは代官山と手を組んで不二子の鼻の穴を明かすのが、解かり易くて良いように思います。次が第4話じゃ遅いかな。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
ドS刑事 シリーズ3冊セット【電子版限定】
ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件
ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件 (幻冬舎文庫)
ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/6959/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/417942649.html でも、TB受付けております。
- 関連記事
-
- まれ (第25回・4/27) 感想 (2015/04/27)
- 天皇の料理番 (第1話・4/26) 感想 (2015/04/27)
- ドS刑事 (第3話・4/25) 感想 (2015/04/26)
- 不便な便利屋 (第3話・4/24) 感想 (2015/04/26)
- まれ (第24回・4/25) 感想 (2015/04/25)