まれ (第21回・4/22) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第4週『さよなら桜もち』『第21回』の感想。
哲也たちの部屋からの会話を聞いてしまった希(土屋太鳳)と藍子(常盤貴子)は怒りがおさまらない。その夜、藍子は哲也(池内博之)の妻・しおり(中村優子)と言い争いになり、「赤の他人のくせに」と言われ言葉につまってしまう。翌日、哲也たちは、元治(田中泯)と文(田中裕子)に見送られることもなく能登をあとにする。一家が去ってから、昔のアルバムを開く文の姿を見た希は、出て行くのは自分たちだと心に決める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
悲観的な感想ばかり書いてもしょうがないから…
悲観的な感想ばかり書いても、読んで下さる皆さんも辛いでしょうから、今回はちょっと目線を変えようと思う。水曜日までのエピソードで週末までの流れを予想してみようと思う。
多分、今週の『さよなら桜餅』の「さよなら」の意味は、希(土屋太鳳)たち津村家が桶作家の居候を止めて新居に引っ越すことと、哲也(池内博之)夫婦が東京に帰ることだろう。ただ、既に哲也一家は桶作家を出て行った。そこで、希がお節介を焼いて、親子の仲直りをさせようって話なんだろう。
見所は、文の桜餅の隠し味が元治の塩田の塩ってオチ?
また、今週のポイントは、文の桜餅の隠し味が元治が塩田で作った “塩” ってことだと思う。「桜餅」は、元治(田中泯)と文(田中裕子)と哲也(池内博之)の家族の思い出(今日の写真に繋がる)思い出の味。それを知った哲也夫妻は、塩田と両親の大切さを身に染みて改心して東京へ帰る。
一方の希は、タナボタ的に知り得た隠し味で、ミズハのライブを成功させる…。まあ、ウニ丼の新鮮なウニの味とか、カフェだライブだと、かなり “あまちゃん風味”が全開だが、「桜餅」と「塩田」を引っ掛けたエピソードとしては、そんなに悪くないと思う。
残念なのはエピソードの突っ込み過ぎ
ただ、残念なのはエピソードの突っ込み過ぎだ。せめて、ミズハから桜餅を依頼されるのと祭りのくだりは別にすべきだった。そして、希が自ら桜餅の隠し味に関心を持ち、その真相を知って、希自身が作った桜餅で文たち親子の関係修復をしたら、「たくさんの人をお菓子で幸せにしたい」に直結するのに。
なぜか、ミズハと希の公務員の仕事を持ち込むから、結果的に話は散漫になるし、希があちこちに首を突っ込んでるだけにしか見えてこない。とにかくヒロインの職場での頑張りを第一に描いて、他のことは控えめに。それが一番良いと思う。
あとがき
今週は、このまま池内博之さんで週末まで引っ張るんでしょうね。祭りは描かれるのかな?さらに連動して、希の仕事も描かれずじまい?
そして、来週はまた圭太と輪島塗の話?どうせ、希が何かするのでなく、定住希望者が問題を起こして希が巻き込まれるって感じなんでしょうが。おっと、最後は愚痴になっちゃいました。それにしても、今日って希は必要だったのかな?
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