ドS刑事 (第2話・4/18) 感想

日テレ系『ドS刑事』(公式)
第2話『連続放火殺人!だけど合コンに潜入しなさい!?爆走ポリス・コメディ!』の感想。
なお、原作漫画:七尾与史『ドS刑事』は未読。
元暴力団員の荒木(中村憲刀)と恋人・由衣(西田麻衣)が殺された。荒木の部屋に何者かが火炎瓶を投げ込み、覚せい剤を使用していた荒木と由衣は逃げ遅れたらしい。その覚せい剤の売人はマヤ(多部未華子)が検挙した男(小峠英二)で、その時マヤに同行していた代官山(大倉忠義)は早く検挙できていればと悔やむ。そんな中、不二子(吉田羊)の指示で一同は目撃者捜しを始め、荒木とトラブルがあった江沢(光宣)が捜査線上に浮かぶ。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
名作『デカワンコ』のような作品を期待したのだが…
名作『デカワンコ』のような作品を期待したのだが、第2話では更に『戦力外捜査官』色が強まって、大いに期待ハズレって感じ。と言う訳で、好き嫌いが分かれる作風に一歩進んだ、そんな第2話だった。
ホントに「爆走ポリス・コメディ」だよね?
私には番組中のテレビ画面の左上に「ここが笑うところです」ってマークが何度も点灯したように見えたが、偶然にもすべて箇所で私の笑いのツボには引っ掛からずに終了。テンポも悪いし。これサブタイトルにもあるがホントに「爆走ポリス・コメディ」だよね?
どの辺が『ドS』なの?
今回も最も気になったのが、どの辺が『ドS』なのかってこと。所々に挿入されるマヤ(多部未華子)がマヤの嫌がらせ?に困ってる代官山(大倉忠義)を見てるカットと、犯人逮捕のムチが登場するシーンくらい。これのどこが『ドS』なのか?
もちろん、タイトルの『ドS』が(特に性的な意味で)人を痛めつけたり苦しめて喜びを感じる人の “超ド級” でないのは解かる。マヤは、人の弱点をみつける、口が悪い、主導権を握りたい、仕事にうるさいと言う、まあ「口が汚くて高飛車な女刑事」ってだけ?
『ドS』のアイコンになるようなものが欲しい
例えば、川崎青空警察署内では「女王様」や「姫様」とか呼ばれてるとか、言葉の遣い方もエレガントなのにえげつないとか、『ドS』のアイコンになるようなものがもっとあって良いと思う。
だって、逮捕劇が無かったら、きちんと聞き込みをしつつ、情報屋も使い、普通に推理して普通に事件を解決(今回はそこまでいかなかったが)していたマヤ。これでは「ちょっと我儘で単独行動が好きな黒服女刑事が活躍してるだけ。事件や捜査も一捻り工夫が欲しいが、今は何より『ドS』をキッチリと魅せて欲しい。
あとがき
因みに私の妻には面白いそうです。「どこが?」と聞いたら、「次々と笑いが滑ってるのに次から次へと出て来るところ」だそう。「これってドS?」の問いには、「人に意地悪をするのが好きって程度で見とけば大丈夫」と言ってました。ってことは、タイトルに偽りありってこと???
とにかく『ドS』を魅せて欲しいのと、一話完結にして頂きたいです。
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【これまでの感想】
第1話
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