まれ (第17回・4/17) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第3週『卒業ロールケーキ』『第17回』の感想。
うそをついた希(土屋太鳳)に藍子(常盤貴子)は、本当にやりたいなら正々堂々とやるべきだと言い放つ。さらに徹(大泉洋)には、6年間音信不通だったことではなく、途中であきらめて帰ってきたことに怒っていると本音をぶつける。藍子はその夜、希と一徹(葉山奨之)に、駄目な徹でも自分は支えていきたいと打ち明ける。日は変わり、希はコンテストで作ったロールケーキを家族にふるまう。その笑顔を見た希は、ある決断をする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
なぜ、ここで両親の昔話を長々と入れるの?
昨日でロールケーキは一段落しちゃったから、週末の2日間をどうやって埋めるのかと思ったら、なんと両親の過去の話か。大泉洋さんと常盤貴さんのファンなら楽しめたと思うが、ここまでの尺を要する必要がったかどうか。語りでちゃちゃっと済ませても良かったと思う…
なぜ、希の気持ちをきちんと描かないのか?
とは言え、過去話の直後に藍子(常盤貴子)から夢を励まされた希(土屋太鳳)なのに、希が享を励ますシーンを挟んで、公務員試験の合格通知のシーンへ行く。こう言う回りくどい&解かり難い表現を多用するから、希の気持ちが見えてこないのだ。
両親の昔話は程ほどにして、母に励まされた希が合格通知を受け取った複雑な気持ちを、ロールケーキを作る姿できちんと描く回にするべきだったと思う。お菓子を作り、美味しそうに食べてくれる人を見るのが希の幸せで夢なのに、そこをカットしちゃったら、誰が主役なんだってことになると思うのだが。
今更遅いが、こんな物語だったらどうだろう?
本作って石川県・能登地方の輪島市がロケ地だ。そして、石川県にはもう一つ金沢市と言う老舗和菓子で有名な観光地がある。ならば、こんな初期設定はどうだったろうか。
希(土屋太鳳)と圭太(山崎賢人)は生まれた頃から、輪島で幼馴染。圭太は、金沢だけでなく全国的に有名な和菓子職人である祖父の弥太郎(中村敦夫)の影響を受け、小さい頃から金沢で和菓子職人を目指す男子高校生。
一方の希(土屋太鳳)は、地元で地道にコツコツと洋菓子店を経営したいと言う夢があり、パティシエールを目指して、日夜、洋菓子づくりに奮闘中の女子高生。だから、2人はいつも「和菓子 vs 洋菓子」でケンカが絶えない。
そんなある日、希は圭太から恋の告白を受ける。希は、ケンカ相手としか思っていなかった圭太を恋人でありライバルとして認識するようになった。2人は、洋菓子と和菓子の違いはあるけれど、互いに切磋琢磨して本物の菓子職人を目指すことになる。そして、洋菓子と和菓子の両方が買える新しい菓子店は出来ないかと模索し始める…
あとがき
明日は、希が市役所の職員になっちゃうでしょうね。で、いよいよ圭太の父で市職員の板尾創路さんが登場。で、益々6つの家族と親子の群像劇化が進みそうです。希の夢の話はどうなるんでしょう???
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【これまでの感想】
第1週『魔女姫バースデーケーキ』
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第2週『告白シュークリーム』
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第3週『卒業ロールケーキ』
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