まれ (第16回・4/16) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第3週『卒業ロールケーキ』『第16回』の感想。
ケーキコンテストで希(土屋太鳳)は持てる力を発揮したものの、入賞できなかった。気持ちの整理がつかない希は帰り際、審査員の一人・パティシエの大悟(小日向文世)をつかまえケーキの感想を求めるが、酷評される。悔しさを抱え能登に帰った希は、いっしょに金沢に遊びに行くとうそをついて東京にオーディションを受けに行った一子(清水富美加)を待つ。日が暮れ、家に帰った希は待っていた藍子(常盤貴子)に突然頬を張られる
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
地道にコツコツを見(魅)せるチャンスだったのに
「希の考えたのは、貧乏な家のお母さんが材料を工夫して作る
節約と美味しさを両立させたロールケーキです」
戸田さんには申し訳ないが、もはや妙な語りの声が聞こえて来るだけで、イラッとする私。その語りが長々と希(土屋太鳳)のロールケーキのコンセプトを全部説明しちゃったよ。
本来なら月曜日から、希が魔女姫人形(戸田恵子)と語り合いながら、このコンセプトに至るまでの過程を、映像で見(魅)せなきゃだめでしょ。それが、「地道にコツコツ」ってことじゃないのか。その上、希の悔しさを「悔しい」と語りで押し付けても何も伝わらない。今日も物語は破綻したまま始まったのだった。
子どもたちだけで「夢」を語っても説得力が乏しい
で、また、圭太(山崎賢人)のアドバイスか。テレビの中では良いだろうが、テレビの外では圭太の言葉に説得力が無いことに、まだつくり手は気づかないのか。高校生同士が夢だ何だと語っても、今一つしっくりこないのだ、映像的に。
やはりここは、弥太郎(中村敦夫)あたりが直接話すことで、初めて希の心が動くことに説得力が生まれる。弥太郎の言葉を圭太が復唱しても子供の説得力なんて増えないのだ。まあ、土屋太鳳さんと山崎賢人さんの出番を増やしたいだけなのは、重々承知だが…
あとがき
もう離脱タイマーが作動しているので、温かな目で見ようと思ったのですが、あの薄汚い?魔女姫人形を持った手でケーキを作り始めたので、もうその時点でゲンナリ。夢とか美味しいとかの次元じゃないですよ。
キャラ設定もその言動も適当ですし、肝心なことは全部子供たちで話し合うだけ。一子の話も面倒くさいし。せめて、温かな気持ちで見られるような15分をお願いしたいです。
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