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ドS刑事 (第1話・4/11) 感想

ドS刑事

日テレ系『ドS刑事』公式
第1話『攻撃系女子とピュア巡査バディの痛快ポリス・コメディー!潜入捜査で女装しなさい』の感想。
なお、原作漫画:七尾与史『ドS刑事』は未読。


川崎青空警察署刑事一課強行犯捜査係にやって来たマヤ(多部未華子)は、悪人をいたぶるのが大好き。着任早々、オタクの立てこもり犯・田中(波岡一喜)を精神的に追い込んで逮捕させたマヤに、課長の不二子(吉田羊)は渋い顔だ。そんな折、廃工場で殺人事件が発生。第一発見者で交番勤務の代官山(大倉忠義)を強引な手段で自らのバディとしたマヤは、組織の慣例を無視して捜査を始め、素直な代官山は彼女に振り回されてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

「デカワンコ」みたいなのを期待したのがバカだった

『土曜ドラマ』枠だし、演出も中島悟氏だし、何より主演が多部未華子さんで異色のキャラの刑事ドラマと言うから、あの名作ドラマ『デカワンコ』並の仕上がりを期待した。『2015年4月期 / 春ドラマの期待度』でも、星5つ★★★★★の満点の大本命作品だ。

しかし、第1話を観る限りでは、残念ながら本作に対しても「柳の下の二匹目のドジョウはいなかった」と言わざるを得なかった。

なぜ期待ハズレだったのか、その3つの理由

そう感じた理由は3つ。1つは多部さんを始めとした俳優陣が劇画チックなキャラを演じ過ぎて、全体のトーンがオジサンの私にはお子様向け過ぎて、ノリに乗り難かったこと。

2つ目は、タイトルにもある『ドS』の部分が素直に笑えなかったこと。作り手からの笑い所のプッシュはあるのに、あればあるほどスッキリしないと言うか、いやな気持になると言うか。そう、嫌がらせやいじめの類を連想してしまうのだ。これについては、私の最大の懸念材料であった脚本家・川崎いづみ氏との相性の悪さが原因だと思う。

そして3つ目。これも脚本だが、第1話の割に初期設定の説明がチグハグに思えたこと。詳しく言えば。本作は絶対にあり得ないフィクションの世界のちょっとブラック色のコメディ刑事ドラマのはず。警察組織や捜査の真実味なんて大して重要でないのにそこは妙にリアルに描き込んで、肝心のナンセンスで笑える部分が手抜き状態では困るのだ。

普通「ドS刑事」の題名と配役なら、こう考えるのでは?

普通、『ドS刑事』のタイトルと、多部さんが主演で主人公のドSな刑事で、上司にキャリア刑事で吉田羊さんがいて、バディが大倉忠義さんの配役から想像すれば、主人公はドSで型破りだけどキュートな黒井マヤ、大倉さんはじめ男たちがマヤに翻弄されて、お局様かお嬢様キャラの吉田さんと対決ってのが定番だと思う。

もちろん、すべて私の勝手な推測だし、原作があるのだからしょうがないが、間違いないのは本作が悉くこれと違うこと。普通につくれば楽しいドラマになったのでは?

あとがき

期待度が高かっただけに、すごーく残念な第1話でした。ギャグも空回り気味で多部さんや大倉さんが痛々しく見えちゃいました。
犯人を追い詰めて行くくだりは、なかなか個性的だと思いますが、もっとテンポを良くして、言葉や態度以外でもっと「ドS」を前面に押し出さないと、ただの「生意気」にしか見えません。次回に期待します。

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★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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