まれ (第7回・4/6) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第2週『告白シュークリーム』『第7回』の感想。
能登に移住して7年、高校3年生になった希(土屋太鳳)。父・徹(大泉洋)は6年前に出稼ぎに出たまま帰らず、母・藍子(常盤貴子)とともに家計を支えるため、アルバイトに精を出す日々だ。放課後、進路について幼なじみたちと語り合うが、希の安定志向は相変わらずで、志望は輪島市役所に絞っている。休日に一子(清水富美加)と朝市を訪れた希は、小学生のころ希と入れ違いで金沢に引っ越した圭太(山崎賢人)と再会する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
第2週もヒロインに興味関心を抱けないままか?
「ポジティブな感想週間」が無事終了した第2週。いよいよ土屋太鳳さん演じる希が今日こそ第1回に相応しいはずと期待したのだが、ハッキリ言って今日はまだ第1回以前の序章レベルだった。そう感じた原因は、主人公・希に全く興味関心を抱けないからだ。
正直な話、土屋さんへの期待度だって、『花子とアン』の安東もも役が光っていたからであって、それ以上それ以下でもない。そんな状態のヒロインが「地道にコツコツ」と連呼するだけで7回分を消化。これでヒロインの夢に興味を持てと言われても困るのだが。
まだ、間に合う。ヒロインだけを描くべきだ
番宣や公式サイトを見なくても、オープニング映像を見れば、本作がヒロインが菓子職人を目指す物語であるのは誰でも解かること。ダメ親父や呑気ママや学友たちであれこれとフラグを立てては物語の先に興味関心を持たせようとしても、まずヒロインの人柄に、ヒロインの夢に惹かれないとお話にならない。
4日(土)の『土曜スタジオパーク』のゲスト・塚地武雅さんが、「今後は、希ちゃんたち子どもたちの群像劇に親や大人たちが絡んで楽しくなる…」と言っていた。今日を見る限りこの言葉の信ぴょう性は高い。ヒロインの名が冠している朝ドラなのに群像劇ってどう言うことだ。
まだ、間に合う。脇役なんて無視して、ヒロインだけを描くべき。ヒロインの夢を、ヒロインの人生を描くべき。あれこれ描くのはそのあとで十分だ。出稼ぎに行って行方不明の父や引っ越しで離ればなれになった旧友との再会なんて、誰が興味あると言うのだ。さて、私が認める第1回放送は今週あるのだろうか。
あとがき
つくり手たちは、馬の鼻先に人参をぶら下げているつもりなのでしょうか。7回分の放送でそれなりの数の小振りな人参がぶら下っているのは認めますが、人参の中にヒロインがいません。これは致命的な失敗。
1日も早く一際大きな人参をぶる下げないと、お腹の空いてる馬ばかりでない…と言いたいところですが、この高視聴率では、この私の言葉こそつくり手たちには馬の耳に念仏なんでしょうね。
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【これまでの感想】
第1週『魔女姫バースデーケーキ』
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第2週『告白シュークリーム』
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