まれ (第5回・4/3) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第1週『魔女姫バースデーケーキ』『第5回』の感想。
役場では祭り開催の評議会が行われ、過疎のため中止させたい村の職員・紺谷博之(板尾創路)と何としても開催させたい元治(田中泯)が互いに譲らない。一方能登での努力を約束してくれた徹(大泉洋)のため、希(松本来夢)は初めて一人でバースデーケーキを作っていた。希にとって、幸せだったころの思い出=ケーキが完成し徹の帰宅を待ちわびるが、徹は遅くに酔っぱらって帰宅。勢いでケーキも壊してしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
まずは、ポジティブな感想を…
第1週目は、ポジティブな感想で行こうと決めたから、今日もまずは良いところを書こう。と言っても5日目になると、そうもない…
兎に角、朝から嫁姑のバトルは観なくて済みそうだし、戦争は無関係みたいだし、登場人物が次々と死ぬこともなさそうなのは、良いところだ。前作のように連続性のない一発芸的なエピソードや、共感できない登場人物ばかりでもなさそう。何より能登の風景が見事なのが良い…とまとめたいところだが。
不安定な天候を、語りで活かせば良いのに…
曇りなのに塩水を撒いて塩田作業なの?と思ったら、直後の神社での子供たちのシーンは雨降り、雷まで鳴らして村役場も雨、なのに浜辺に戻ったら残暑っぽい日差しの晴天。ロケ撮影だから止むを得ないが、こんな時こそ語りで、コロコロ変わる天候とその後に起こるケーキのハプニングを予感させたら違和感ないのに…
希の初ケーキづくりが、勝手知ったる他人の家ってか?
昨日、そろそろ主人公がどうなる物語なのか見せて欲しいと書いたから、希(松本来夢)が初めて1人でケーキを作るシーンがあったのは良かった。
しかし、勝手に居候を決め込んでる家族が、その家の勝手に電話に出たり、台所や冷蔵庫を使うのもどうかと思うし、最近まで閉めていた民宿の台所が、料理番組風にきちんと整えられていたのにも違和感が。せめて「台所と材料をちょっとお借りします」で、如何にも間に合わせの手作りケーキで良いのに…。なんか、すべてが繋がってない。
あとがき
本作が今一つな理由は簡単です。主人公・希が物語の中心にいないからです。あちこちに顔を出しては口を挟む割に、希自身には何も起こっていない。いや、何も始まっていないのです。
解決策も簡単。今日影が薄かった希の弟・一徹みたいに、希の両親の出番を削れば良いんです。そして、希と同級生たち、希と近所の人たちに絞り込むだけ。まあ言っちゃえば、希の子供時代そのものが無い方がスッキリとしたスタートになったと思いますけど…
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