怪奇恋愛作戦 (第12話 最終回・3/27) 感想

テレビ東京系『怪奇恋愛作戦』(公式)
第12話/最終回『鬼神村と七人の生贄・後編』ラテ欄『最後の恋は命がけ!呪いの村から大脱出!アラフォーに幸あれ』の感想。
なお、本作のノベライズ本は未読。
矢が胸に突き刺さった夏美(麻生久美子)だったが、気が付くと鬼神村のバス停に降りる瞬間に戻っていた。殺された人たちも生き返っている。経験した惨事を阻止するべく、旅行を中止しようとする夏美をよそに、一行は旅館に到着。同じように出迎える女将(高橋ひとみ)たち。同じように寝込む三階堂(仲村トオル)。夏美は必死に一行を部屋にとどめるが、皆に理解されない。一方、女将らは単独行動をしない7人にいら立つ。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
恐怖と戦慄から呵呵大笑へ。見事な前後編だった
『前編』がホラー&スプラッター全開で登場人物皆殺しの超絶展開で終わった。さて、主人公たちがいなくなった『後編』はどうなるのかと思いきや、時間軸を巻き戻して、1からのやり直し。
そして、『前編』での殺戮ポイント1つ1つを、今度は丁寧にコメディ要素に変えて逝くと言う、正に凝りに凝りまくった内容。
恐怖と戦慄から呵呵大笑への見事に大胆なスイッチング。そして、サラリとお約束的なオチのメリハリ。最終回も、ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏の精密でセンス抜群の脚本と演出が冴えまくった作品だった。
アラフォー3人娘の恋の行方はどうなったのか?
総括的に見ると、「怪奇×恋愛×コメディー」と言う難しい3要素を上手に共存させたドラマだった。ただ、1つ言うなら、アラフォー3人娘の恋の行方の部分が、中盤でも最終回でもやや中途半端で終わったのが残念。今回の輪廻のオチに合わせて、是非続編で恋の行方を描いた欲しい。
あとがき
豪華な出演者でこんなチープで楽しい「怪奇×恋愛×コメディー」が作れるんですね。それもテレ東の深夜枠で。日本のテレビドラマ界も捨てたもんではありませんね。
最後の喫茶店のシーンで悲別刑事(大倉孝二)が「楽しかったですか、旅行?」の台詞の直前に入店してきたのは、カメオ出演のケラリーノ・サンドロヴィッチさんだったのかな?とにかく、大の大人たちが集まって真剣に楽しいドラマをつくろうとしているのが気持ちよく伝わってきた作品でした。
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