ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

マッサン (第137回・3/13) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』公式
第23週『待てば海路の日和あり』【第137回】の感想。

【注】なお、本作は2/23に全撮影がクランクアップしたため、当記事は、ほんの僅かな編集への期待と愚痴と重箱の隅突きなっております。楽しくご覧になっている方や重隅突きはウザいと思う方は読まない方が良いです。


終戦から2か月、少しずつ生活は穏やかになりエマ(優希美青)も小樽の英文タイプの学校に通い始めていた。一方、このまま工場を再開できないと半年後には会社が倒産してしまうとため息をつくマッサン(玉山鉄二)。今後について出資者に相談するために一緒に大阪へ行こうとエリー(シャーロット)を誘うも、いざ行くとなると人に会うのが怖くて動けないのだった。そんななか、進駐軍がエリーをたずねてやってきて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

残り10数話なのに、エリーの存在感が殆どない

しかし、ここまでエリー(シャーロット)の言動に一貫性も連続性も必然性も無いと、W主役の意味すら全く成さない。冒頭で会社を心配しているようなそぶりを見せるが、会社の経営状態も銀行の状況もマッサン(玉山鉄二)から聞いただけですぐに納得。

今後の経営相談のために大阪の株主たちに会おうと言うなら、出資者が心を動かした要因でもあるエリー自身が率先して行くべきなのに、「終戦から2か月」のナレーションに後押しされておセンチ気分で駄々をこねる。

結局、エリーの泣き顔のアップを視聴者に押し付けて、進駐軍が来るまでの9分間を引き延ばしただけ。結局、三級酒のくだりもただの次週へのネタ振りなのはバレバレ。どこまで視聴者を馬鹿にするのだろうか。

エリーの無駄話は描くのに、肝心の部分は描かない

エリーの言動に一貫性も連続性も無いと言えば、エマ(優希美青)も同じ。エマの初恋騒動の時は、エリーもエマも突然にヒステリーを起こして大惨事になったのに、いざ一馬(堀井新太)の戦死の時は、意外なまでにアッサリ。時間が心を癒したと脳内保管しろと言うことなのだろうが…

初恋は1週間もダラダラ描いて、戦死も終戦も殆ど描写は一瞬。こう言う描写の不平等が、どんどんドラマをつまらなくさせる。今日もそう。外国人の顔で表を歩けないなんて、エリーにとってはもっと感情を表してもよさそうなくだり。なのに泣き顔だけで終わって、あとはお人形さんみたいにそこにいるだけ。本当、困ったものだ。

あとがき

今日は来週のネタ振りで終わりましたね。そして今日は進駐軍が来たので、明日はキャサリン(濱田マリ)が帰国して、不自然にまた余市で再会して、2人の英語茶番劇を見せられるのかな。早く、来週にならないかなあ。って発想しか出てこない15分間でした。

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


     

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
マッサンとリタ、その人生 ~ニッカウヰスキー創始者・竹鶴政孝とその妻リタの物語 (別冊宝島 2294)
竹鶴とリタの夢 余市とニッカウヰスキー創業物語
マッサンとリタ―ジャパニーズ・ウイスキーの誕生
リタと旅する。 (フォレストブックス)


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/6798/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/415539560.html でも、TB受付けております。


【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
1 2 3 4 5 6
第2週『災い転じて福となす』
7 8 9 10 11 12
第3週『住めば都』
13 14 15 16 17 18
第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
19 20 21 22 23 24
第5週『内助の功』
25 26 27 28 29 30
第6週『情けは人のためならず』
31 32 33 34 35 36
第7週『触らぬ神に祟りなし』
37 38 39 40 41 42
第8週『絵に描いた餅』
43 44 45 46 47 48
第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
49 50 51 52 53 54
第10週『灯台下暗し』
55 56 57 58 59 60
第11週『子に過ぎたる宝なし』
61 62 63 64 65 66
第12週『冬来たりなば春遠からじ』
67 68 69 70 71 72
第13週『急いては事をし損じる』
73 74 75 76 77 78
第14週『渡る世間に鬼はない』
79 80 81 82 83 84
第15週『会うは別れの始め』
85 86 87 88 89 90
第16週『人間到る処青山有り』
91 92 93 94 95 96
第17週『負うた子に教えられる』
97 98 99 100 101 102
第18週『遠くて近きは男女の仲』
103 104 105 106 107 108
第19週『万事休す』
109 110 111 112 113 114
第20週『夏は日向を行け 冬は日陰を行け』
115 116 117 118 119 120
第21週『物言えば唇寒し秋の風』
121 122 123 124 125 126
第22週『親思う心にまさる親心』
127 128 129 130 131 132
第23週『待てば海路の日和あり』
133 134 135 136

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

マッサン 第137回

内容 それぞれが、前を向いて生き始める中、 政春(玉山鉄二)は、工場の再開を検討していた。このままでは半年持たないと。 そこで、大阪の出資者に相談に行くことを決める。 そんななか、進駐軍の兵士が現れ。。。 敬称略 相変わらず、どうでもいいセリフや、そう...

「マッサン」第136回★亀山エリザベスの無事確認

連続テレビ小説「マッサン」 第136回(3月12日) 戦後2ヶ月が経過。 資金繰りが苦しいマッサン。 「このまま工場を再開できずに売り上げがなぁとあと半年もつかどうか…。」 そんなある日、柴田(団長安田)という変な男が部下(クロちゃん)とともに訪ねてきました。 原酒ゼロのイミテーションウイスキーを売ってるらしいのですが、マッサンに「おたくは軍需工場やってて原酒がたんまり貯...

NHK朝ドラ【 マッサン 】 137回 感想

終戦から2か月、少しずつ生活は穏やかになりエマ(優希美青)も小樽の英文タイプ の学校に通い始めていた。 一方、このまま工場を再開できないと半年後には会社が倒産してしまうとため息を つくマッサン(玉山鉄二)。 今後について出資者に相談するために一緒に大阪へ行こうとエリー(シャーロット)を 誘うも、いざ行くとなると人に会うのが怖くて動けないのだった。 そんななか、進駐軍がエリーを...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: