マッサン (第136回・3/12) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』公式
第23週『待てば海路の日和あり』【第136回】の感想。

【注】なお、本作は2/23に全撮影がクランクアップしたため、当記事は、ほんの僅かな編集への期待と愚痴と重箱の隅突きなっております。楽しくご覧になっている方や重隅突きはウザいと思う方は読まない方が良いです。


終戦が訪れ、ようやく自由の身となり安どするも心労で倒れてしまうエリー(シャーロット)。そして、熊虎(風間杜夫)らもまた、失意の中から抜け出せずにいた。みんなのために何か出来ることはないかと考え抜いたマッサン(玉山鉄二)は、工場の操業を一時停止し、敷地に畑をつくることを提案する。農作業に取り組むなか、生気がよみがえり少しずつ元気を取り戻していく一同。そんななか、広島から電報が届き…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

「戦争」が陳腐に聞こえる台詞ばかりでウンザリ

「戦争はもう終わった」
何度もマッサン(玉山鉄二)が言う割に、物語は一向に戦争から離れない本作。今日も終戦の余韻だけが充満していた15分だった。戦争を朝ドラで描くなとは思わない。忘れてはいけない、忘れられない戦争の痛み、そして平和の有難味。しかし、本作の戦争は唐突過ぎる。完全に物語の流れを阻害している。

その原因はただ一つ、登場人物の掘り下げが不十分な上に描写が中途半端だからだ。そのため、この戦争を言う人生の大きな壁を乗り越えるためのエピソードが作れない。だから、エマの初恋、英語の合唱、一馬の戦死、子どもの出刃包丁など、その場しのぎ的エピソードで繋ぐから不自然になる。

エリーの英語の台詞の量が多過ぎる

その上、エリー(シャーロット)による大量の英語の手紙のナレーションやモノローグ。母国の家族を思う気持ちは解からなくもないし、今の心境を伝えたいのも解かる。しかし、エリーの戦争への怒りや悲しみを英語で視聴者に聞かせ字幕を読ませる違和感が半端ない。ものには適量があると思う。

戦前、戦中、戦後の工場が繋がらない

「工場の操業を停止する」
マッサンが久し振りに工場に従業員を集めた。まるで作者が書くのを忘れていたかのように突然に。多分、数週間前の人員整理以来だろう。確かにマッサンに「工場」の台詞もあった、従業員募集もあった、一馬にブレンド教室もやった。だが、社長と従業員と言う関係性の映像はほぼ無かった。

「心配せんでもええ。皆はこれからもワシの大事な社員じゃ」
そんな雑な描写の連続の中で、急に「社員は宝」みたいなことを言われても、戦時中の工場は男手で材料を工場内のほかの場所に移動したくらいで、こんなに女性従業員がいたなんて、私には脳内保管しようとも全く繋がらないのだが。

あとがき

出刃包丁もブタも電報もすべて唐突で必要のない15分間でした。おまけにエマが「洋服を着たきれいなお母さんを私は見たい」って、明日は15分間エリーのファッションショーでも見せられる勢いですね。
さて、「広島編」は一瞬で終わったようですので、いよいよ「大阪軍団余市に押し掛けるの巻」の始まりかな?

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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
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第2週『災い転じて福となす』
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第3週『住めば都』
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第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
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第5週『内助の功』
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第6週『情けは人のためならず』
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第7週『触らぬ神に祟りなし』
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第8週『絵に描いた餅』
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第10週『灯台下暗し』
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第11週『子に過ぎたる宝なし』
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第13週『急いては事をし損じる』
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第14週『渡る世間に鬼はない』
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第15週『会うは別れの始め』
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第21週『物言えば唇寒し秋の風』
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第23週『待てば海路の日和あり』
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