DOCTORS3 最強の名医 (第9話 最終回・3/5) 感想
テレビ朝日系『DOCTORS3 最強の名医』(公式)
第9話/最終回(15分拡大)『運命の最終オペ!!超最難関!!患者3人の同時リレー移植開始』の感想。
北海道の病院に勤務する先輩外科医・青柳(升毅)が相良(沢村一樹)に参加を依頼してきた「生体ドミノ肝移植」。それは、父親の健康な肝臓を12歳の娘に移植して、娘の肝臓を娘の叔母に移植するという、3人の手術を同時進行する難度の高いものだった。一方、難病のベーチェット病を患う拓郎(金井勇太)の手術を終えた森山(高嶋政伸)は、術後も病気と付き合い続けなければならない拓郎の苦しみに、自らの境遇を重ね…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
すべての登場人物が無駄なく大活躍
最終回とは言え、ここまですべての登場人物に役割を与え、無駄なく活躍させ、その上本作らしさはもちろんのこと、笑いあり涙あり感動あり次回作への期待まで盛り込むとは素晴らしい。
特に、駄々をこねていた森山(高嶋政伸)を追い込むだけ追い込んで心を変えさせる相良(沢村一樹)の巧みな仕掛けはお見事。また、佐々井(正名僕蔵)ら進化した新生チーム森山の活躍も。駄々っ子の卓ちゃんがスーパードクター森山に変身する様は、天晴れと言いたい。
魅力的な女性キャラの存在も見逃せない
また、本作で見逃せないのが女性キャラクターたちの活躍。皆川(伊藤蘭)とたまき(野際陽子)に自分の説得に効き目があったと錯覚させるくだりや、卓ちゃんの愚痴聞き役のキャバ嬢ナナちゃん(伊藤久美子)の名アドバイザーっぷりには恐れ入った。
もちろん、エスアイ製薬のMR渋谷(滝沢沙織)の“くノ一”並の素早い裏工作の技も見逃せない。純粋でちょっと恋愛には奥手の佐知(比嘉愛未)と相良の行方もチラチラ覗かせつつと、まあ良くもこれだけ盛り込んで物語が破綻しないものだと思う。
シリーズ作品の面白さを魅せる工夫が盛りだくさん
ここで『3』の総括を。これまであれこれ描いてきた本作が『3』になって何を描くのか心配だった。しかし、卓ちゃんが院長代理になり病院の人気がガタ落ちになり、買収問題が持ち上がる中で、相良をはじめとした関係者の“堂上愛”を描き切るとは思わなかった。
卓ちゃんのダイエットや医師たちの贅沢禁止令やナースの立場向上など、マンネリ気味な部分も新鮮味に変える様々な工夫、そして連ドラ、シリーズ作品こそのお楽しみをふんだんに盛り込むサービス精神。これこそが本作の最大の魅力だった。ラストの花粉症のオチもサイコーだった。
あとがき
いやあ、楽しかったです。実は『3』も撮影現場に何度か偶然に遭遇して見学させていただいておりました。あのガラス張りの渡り廊下や屋外のベンチのシーンなど、作り手の真剣さがビンビン伝わる現場に、本作の面白さの原点があったんですね。次回作、もちろん期待しています。スタッフとキャストの皆さん、お疲れ様でした。
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