マッサン (第130回・3/5) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第22週『親思う心にまさる親心』【第130回】の感想。
【注】なお、本作は2/23に全撮影がクランクアップしたため、当記事は、ほんの僅かな編集への期待と愚痴と重箱の隅突きなっております。楽しくご覧になっている方や重隅突きはウザいと思う方は読まない方が良いです。
一馬(堀井新太)に一緒に酒でも飲もうと言う俊夫(八嶋智人)。一馬から突然これまでの感謝をされ面食らいながらも、一馬が帰ってくるまでは自分が工場と家族を守り抜くと強く約束するのだった。一方、熊虎(風間杜夫)は、自分が鼓舞して送り出してやらなければ、一馬は死ぬかもしれぬ戦地へ腹をくくって行けないとエリー(シャーロット)に語り、エリーはその気持ちを直接一馬に伝えるべきだと熊虎に訴えるのだった…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
折角の八嶋さんの名演技も台無し
なぜ冒頭からイラッとさせるのか。折角、あの亀山酒造の元職人・俊夫(八嶋智人)が日本酒を持って一馬(堀井新太)と最期の一献交わすのに、「わしが働いとった蔵で作った酒じゃ。一緒にやらんか」くらい言わせろよと思う。こう言う積み重ねこそ連ドラの面白さなのに、やるべきことをやらない本作は続く…
一馬のブレンダー修行のシーンは毎日入れるべき
ついに、今日は一馬のブレンダー修行のシーンが無くなった。この全く無意味な1週間で唯一のウイスキーの「ウ」の字だったのに。それこそ、義兄である俊夫が夜に研究所に一馬を連れ出して自分の心情や家族の思いを、フラスコ片手に伝えるシーンがあっても良かった。やるべきことをやらない本作は続く…
亀山家が登場した途端に破綻する朝ドラって
良くも悪くも今週は「一馬の出征」を描いてるのだから森野家だけ描けば良いものを、今日も無理矢理に亀山家を押し込む。主人公一家だから描くのは悪くないが、登場するなり意味不明の母の説教と娘の号泣で、観ているこちらまで恥ずかしくなる始末。戦争にかこつけて主人公の娘の初恋悲恋物語を描く神経がわからない…
あとがき
昨夜の俊夫の一馬への関わり加減も、ヒステリックで自己チューの妻と娘を持った夫マッサンは、朝は呑気に新聞を読むくらいしかやることがないらしい。こう言う部分の表現が実に現代劇過ぎます。クールと言うか醒めてる感じが…
戦争の悲惨さや平和の重みや命の大切さを描くのは悪くないです。しかし、本作のテーマはそれらでないのは明らか。本題を退けてまで描く伏線なんてありえません。しかし、それをやっているのが本作。不快だし、不自然だし、面白くもなんともない。なぜウイスキーづくりを描かないのでしょう???
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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
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第2週『災い転じて福となす』
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第3週『住めば都』
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第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
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第5週『内助の功』
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第6週『情けは人のためならず』
31 32 33 34 35 36
第7週『触らぬ神に祟りなし』
37 38 39 40 41 42
第8週『絵に描いた餅』
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第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
49 50 51 52 53 54
第10週『灯台下暗し』
55 56 57 58 59 60
第11週『子に過ぎたる宝なし』
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第12週『冬来たりなば春遠からじ』
67 68 69 70 71 72
第13週『急いては事をし損じる』
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第14週『渡る世間に鬼はない』
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第15週『会うは別れの始め』
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第16週『人間到る処青山有り』
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第17週『負うた子に教えられる』
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第18週『遠くて近きは男女の仲』
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第19週『万事休す』
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第20週『夏は日向を行け 冬は日陰を行け』
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第21週『物言えば唇寒し秋の風』
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第22週『親思う心にまさる親心』
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