マッサン (第129回・3/4) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第22週『親思う心にまさる親心』【第129回】の感想。
【注】なお、本作は2/23に全撮影がクランクアップしたため、当記事は、ほんの僅かな編集への期待と愚痴と重箱の隅突きなっております。楽しくご覧になっている方や重隅突きはウザいと思う方は読まない方が良いです。
出征まであと2日となり、熊虎(風間杜夫)の発案でみんなで写真撮影をするなか、エマ(優希美青)は、話したいことがあると一馬(堀井新太)を貯蔵庫に呼び出す。二人で逃げようと訴えかけるエマにこれは運命なのだと一馬は諭す。ならば、せめて一馬の自分への気持ちだけでも聞かせてほしいと懇願するエマ。しかし、一馬は何も答えない。そして、悲しみの中、エマはただただ「オールドラングサイン」を弾き涙するのだった…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「戦争」「戦死」と連呼しても、所詮ただの恋バナ
記念写真撮影だけで5分間。もう長過ぎる。妙なコントチックな演出も邪魔にしか感じないし、昨日と同様に「エマ、ここで文句言うなよ」との願いもあっさりと撃沈。
その上、戦死をも覚悟している一馬(堀井新太)に「私をどう思ってるの?」と自己満足したいだけの質問をするエマ(優希美青)。結局、「戦争」「戦死」「お国のため」といくら台詞で連呼しても、仕上がってるのは現代風味のただの恋バナじゃないか。
「蛍の光」「千人針」とダラダラは続く…
続いて、今さら寅年の女性の千人針の説明、そしてまた「蛍の光」と「オールド・ラング・サイン」の解釈問題の解説と、だらだらだらだら。一馬の頭を誰が刈るのかなんて話は、さっきの床屋でやればよいのにと思ったら、エリー(シャーロット)が千人針の布を自宅へ持って行くための時間経過だっとは驚いた。
そして最後は、あんな夜遅くまで何処をうろついていたんだと突っ込みたくなる位に全く必要性のない熊虎(風間杜夫)の帰宅シーンと、何やら書き物(多分、土曜日に読む遺書だろうが)をしている一馬。今日が出征2日前で、土曜日まではまだ3話。長いなあ~
あとがき
多分、多分ですよ。今週は愛する人が出征する計り知れない乙女心を描くはずだったんですよね。でも、エマの描き方などの問題で、わがまま娘が愛する人や周囲にも怒りをぶつけているだけにしか見えない。お蔭で、愛する家族を戦地へ笑顔で送り出そうと苦悩している一馬の家族たちの辛さや悲しみが全く見えてこない。
さて、土曜日に出征して、来週は終戦になるのでしょうか。終戦前に広島の原爆投下で広島のメンバーが余市旅行にやってくるとかないですよね。一体、いつになったら戦争は終わるんでしょう。結局、マッサンとエリーの晩年は最終週にスモーキーフレーバーも無い程にサッパリと終了かな?
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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
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第2週『災い転じて福となす』
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第3週『住めば都』
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第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
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第5週『内助の功』
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第6週『情けは人のためならず』
31 32 33 34 35 36
第7週『触らぬ神に祟りなし』
37 38 39 40 41 42
第8週『絵に描いた餅』
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第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
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第10週『灯台下暗し』
55 56 57 58 59 60
第11週『子に過ぎたる宝なし』
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第12週『冬来たりなば春遠からじ』
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第13週『急いては事をし損じる』
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第14週『渡る世間に鬼はない』
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第15週『会うは別れの始め』
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第16週『人間到る処青山有り』
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第17週『負うた子に教えられる』
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第18週『遠くて近きは男女の仲』
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第19週『万事休す』
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第20週『夏は日向を行け 冬は日陰を行け』
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第21週『物言えば唇寒し秋の風』
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第22週『親思う心にまさる親心』
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