マッサン (第123回・2/25) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第21週『物言えば唇寒し秋の風』【第123回】の感想。
【注】なお、本作は2/19にスタジオ撮影がクランクアップしたため、当記事は、ほんの僅かな編集への期待と愚痴と重箱の隅突きなっております。楽しくご覧になっている方や重隅突きはウザいと思う方は読まない方が良いです。
一馬(堀井新太)が酒石酸採取に取り組むなか、見学にやってくるエマ(優希美青)。このところ連日研究室を訪れているらしく、エマが一馬を好きなのではといううわさが。エマも年頃になったと賛成する熊虎(風間杜夫)たちだが、マッサン(玉山鉄二)とエリー(シャーロット)はそんなことはありえないと否定するのだった。一方、エマは一馬についに好きだと告白、さらにマッサンとエリーに一馬に恋をしていると白状して…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
いっそ恥ずかしくなる位の胸キュン恋バナにすれば?
予想通りの、我がままで苦労知らずのエマ(優希美青)お嬢様の歳の差恋バナで15分。戦時中だからいくら海軍監督工場の社長令嬢でも、普通の多くの若者はお国のために必死に…と、言いたいところだが、既に始まってるのだからしょうがない。
ならば、せめて一馬(堀井新太)へのエマの告白のタイミングとか、上っ面だけの雰囲気とか、もう少し胸キュンに撮れなかったのだろうか。どうせなら、戦時中の苦しい時代の中のホッとする話として、いっそやるなら徹底的に中高年が恥ずかしくなるくらいに胸キュンにしたら無駄にならないのに…
エリーが蚊帳の外、お客様状態なのがもったいない
まあ、折角揃ってる芸達者な風間杜夫さん、八嶋智人さん、小池栄子さんを利用しない手はないって感じのコミカル芝居。玉山鉄二さんも上手く絡んで、劇中での必然性はともかく、それなりに楽しいホームドラマの1ページには仕上がったと思う。
ただ、残念なのはシャーロットさんは蚊帳の外だったこと。2組の夫婦と親父さんの楽しい家族の1コマなのに、一番キャラが濃いはずのエリーは会話に入らず、お客様状態で聞いてるだけにしか見えない、この恐ろしいシーン。日本に来て20年、心身ともに日本人になったはずのエリーなのに。あー、もったいない。
あとがき
エマが一馬のそばにいたいから勤労奉仕を辞めるてのもどうなんでしょうね。シャーロットさんの日本語もなんとかならなかったのかあ。折角、戦時中を1か月も描くなら、思い切り胸キュンの恋バナに仕立てて楽しませてくれたら良いのに。クランクアップした現在、何を言っても遅いですが…
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
連続テレビ小説「マッサン」オリジナル・サウンドトラック
ウイスキー一筋に生きてきた男、竹鶴政孝。 (マガジンハウスムック)
竹鶴とリタの夢 余市とニッカウヰスキー創業物語
大好き「マッサン」ファンブック
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/6723/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/414635110.html でも、TB受付けております。
【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
1 2 3 4 5 6
第2週『災い転じて福となす』
7 8 9 10 11 12
第3週『住めば都』
13 14 15 16 17 18
第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
19 20 21 22 23 24
第5週『内助の功』
25 26 27 28 29 30
第6週『情けは人のためならず』
31 32 33 34 35 36
第7週『触らぬ神に祟りなし』
37 38 39 40 41 42
第8週『絵に描いた餅』
43 44 45 46 47 48
第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
49 50 51 52 53 54
第10週『灯台下暗し』
55 56 57 58 59 60
第11週『子に過ぎたる宝なし』
61 62 63 64 65 66
第12週『冬来たりなば春遠からじ』
67 68 69 70 71 72
第13週『急いては事をし損じる』
73 74 75 76 77 78
第14週『渡る世間に鬼はない』
79 80 81 82 83 84
第15週『会うは別れの始め』
85 86 87 88 89 90
第16週『人間到る処青山有り』
91 92 93 94 95 96
第17週『負うた子に教えられる』
97 98 99 100 101 102
第18週『遠くて近きは男女の仲』
103 104 105 106 107 108
第19週『万事休す』
109 110 111 112 113 114
第20週『夏は日向を行け 冬は日陰を行け』
115 116 117 118 119 120
第21週『物言えば唇寒し秋の風』
121 122