マッサン (第122回・2/24) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第21週『物言えば唇寒し秋の風』【第122回】の感想。
【注】なお、本作は2/19にスタジオ撮影がクランクアップしたため、当記事は、ほんの僅かな編集への期待と愚痴と重箱の隅突きなっております。楽しくご覧になっている方や重隅突きはウザいと思う方は読まない方が良いです。
エリー(シャーロット)の干渉にいらだちを感じるエマ(優希美青)。そんななか、マッサン(玉山鉄二)はブレンダーを育てるには時間がかかると工場の後継者についてエリーに相談、エリーはマッサンと似ている一馬(堀井新太)が適任だと提案する。一方、海軍から家を守られ裕福な生活をしていると周りに非難されるエマ。何も言い返せない自分を卑下するエマに、一馬はいつまでも銃後にいる苦悩を吐露するのだった…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
主人公夫婦への不信感が増すばかり…
ウイスキーメーカーの社長夫人で日本在住20年以上のエリー(シャーロット)が、「後継者」と「ブレンダー」の意味すら解からない状態なのもどうかと思う(なぜか「灯台下暗し」は知ってる?)し、そんな妻に会社の将来を左右する超重大な話を相談する夫であり社長のマッサン(玉山鉄二)をなぜ描くんだろう。主人公夫婦への不信感が増すばかりなのに…
「灯台下暗し」を言いたいだけ
株式会社の社長であるマッサンから後継ぎの話を妻に切り出す違和感はあるのだが、まあ「後継ぎ=娘の婿」だし、エリーが口出しするのも良しとしよう。それに話も数秒で終わっちゃうし。
ただ、ブレンダーの件はスルーし難い。百歩譲ってエリーが一馬(堀井新太)を推すのは良しとしても、「灯台下暗し」のために後出しジャンケンのようにマッサンが一馬に気づくのも、この時点で一馬から「葡萄酒づくり」の言葉が出るのには違和感を覚える。
あとがき
戦時中の誰もが辛い時代だから、エマも恋に走ることで忘れようとしていて、エリーはそれが本当の恋ではないではないと、自分の初恋話でもして説得して、めでたしめでたしなんですかね。ブレンダーの後継ぎ話も恋バナも良いけど、今は葡萄酒製造じゃないのかなあ。
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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
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第2週『災い転じて福となす』
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第3週『住めば都』
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第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
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第5週『内助の功』
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第6週『情けは人のためならず』
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第7週『触らぬ神に祟りなし』
37 38 39 40 41 42
第8週『絵に描いた餅』
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第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
49 50 51 52 53 54
第10週『灯台下暗し』
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第11週『子に過ぎたる宝なし』
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第12週『冬来たりなば春遠からじ』
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第13週『急いては事をし損じる』
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第14週『渡る世間に鬼はない』
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第15週『会うは別れの始め』
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第16週『人間到る処青山有り』
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第17週『負うた子に教えられる』
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第18週『遠くて近きは男女の仲』
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第19週『万事休す』
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第20週『夏は日向を行け 冬は日陰を行け』
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第21週『物言えば唇寒し秋の風』
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