相棒Season13 (第16話・2/18) 感想
テレ朝系『相棒Season13』(公式)
第16話『鮎川教授最後の授業・解決篇』の感想。
「なぜ人を殺してはいけないのか」と問う恩師の鮎川(清水紘治)を納得させようとテスト用紙に向かう右京(水谷豊)は、一緒に監禁された家政婦の黎子(石野真子)と鮎川の関係が気になる。2人は3年前にソーシャル・ネットワーキング・サービスを通じて知り合ったが、恋愛関係には発展せず、鮎川の希望で黎子が家政婦になったという。一方、右京らの行方を追う享(成宮寛貴)は、恋人の悦子(真飛聖)が倒れて病院に搬送されたと知らされる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
事件発生もドタバタ、解決もウヤムヤでは…
うーん、前後編デマで描くべき内容だったのか」。それが今回を観て感じたこと。前回で睡眠薬であれだけの大人数をどうやって、別の場所に運んだのかが気になったまま迎えた解決編。もう、こうなれば面白いかどうかは、真犯人が誰で動機が納得できるかだけ、で、どうだったか。
これまた偶然に偶然が重なった親子関係に、老いた男の恋心と胎児時代の恨み話を絡めて、殺人の定義まで持ち出した割に、結論は真犯人の心の中にあるし、裁判は維持できないだろうて、何とも歯がゆい結末のまま終了。事件発生もドタバタと始まり、事件解決もうやむや。これが面白いはずがない。
存在感も無く、爪跡も残さなかった美彌子
そして、問題は2つ。1つは美彌子(仲間由紀恵)の存在感の薄さ、いや存在感の無さ。前回は享(成宮寛貴)の後継者候補か?なんて気持ちでも観ていたのだが、解決編の美彌子は右京(水谷豊)の新相棒どころか相づち係にもなっておらず、ただの見物人。
せめて新相棒はなくとも、こう言う時に存在感の爪跡を残しておけば、のちの放送回で利用できるキャラとして、印象付けられたのに本当に残念だ。
話をブツ切れにしただけの悦子のくだり
もう1つの問題は、悦子(真飛聖)のくだり。享の活躍の場がないからか知らないが、半ば無理矢理に悦子の妊娠と白血病を創り出して、ちょこちょこと亨の出番を作った。お蔭で話はブツ切れ状態に。正直、今期で退場する亨の話なら、こんな形で入れても興味がわかない。描くならきちんと描いた方がよかった。
あとがき
もう少し美彌子の扱いを考慮できなかったのでしょうか。あとちょっとだけでもキャラが明瞭に描かれたら、1シーズンに1度は登場するセミレギュラーに加われたのに。次週の放送はお休み。益々、『杉下右京の事件簿』化に拍車がかからいことを願うばかりです…
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