銭の戦争 (第7話・2/17) 感想
関西テレビ系『銭の戦争』(公式)
第7話『難攻不落宿敵が隠す大金を奪え…愛憎の加速』の感想。
なお、原作漫画:パク・イングォン『銭の戦争』も関連ドラマも未見。
富生(草なぎ剛)は、赤松(渡部篤郎)の秘密を探ろうと、夜に事務所に侵入するが、一転してピンチに陥る。事務所の前で富生を待っていた未央(大島優子)は、現れた赤松の姿に慌てる。未央の機転のおかげで何とか難を逃れた富生は、必要な情報を突き止めようと動きだす。一方、退院した紺野(大杉漣)に富生のやろうとしていることを打ち明けた未央は、富生を説得してほしいと訴える。だが、富生は紺野の話に聞く耳を持たない。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
益々、面白くなってきた
前回までは、富生(草なぎ剛)の行動の根拠が明確化されていなかったため、冨生の言動が多少ブツ切れになっていたのだが、今回でようやくほぼ全ての情報を入手し(視聴者にもそれが示され)たから、一気に話が進みそう、そんな第7話だった。
兎に角、これまで俳優と配役の良さで冨生と物語の不明瞭さを補っていた感じだった本作が、いよいよ本来のドラマらしく本格再始動するのは、とても楽しみだ。
久々のテンポの良いスピード感溢れるドラマ
久々にテンポの良いスピード感溢れるドラマに出会ったと思う。冨生の目的が、ホワイト科学を取り戻すことと、本当の黒幕を倒すことに集約されつつ、今回は復讐先を変更する急展開さや、冨生に翻弄される3人の女たちも目が離せない。冨生の変わり身の早さも楽しいし。
興奮や怒りを伴った不思議な余韻こそ本作らしさ
それに当初は、借金苦で自ら命を絶った父親とその会社の復讐劇と言うありがちな内容かと思ったが、進んで行く内に金に振り回される人間たちの正に『銭の戦争』になってきた。また、金の話、復讐劇の割に、観終えた後の余韻がなかなか良い。興奮や怒りを伴った不思議な余韻。これも本作らしさだと思う。
残り3or4話で、ラスボス撃沈まで辿り着けるのか?
1つ気になるのは、残りの話数だ。全10話なら残り3話、長くても4話。そう考えると、冨生は青池ファイナンスの鬼母子と赤松金融の赤松(渡部篤郎)を倒さなければならない。赤松の隠し金20億を一先ず置いといて、青池から片付けるにしても、これまでの丁寧な描写で描くならラスボス撃退まで、3話で足りるのだろうか。
原作もある、過去に映像作品もある本作が、本作だけのオリジナルエンディングを持ってくるとは想像し難い。となれば、今後は急に端折る可能性もある。このスタッフなら端折ることとテンポの良さが違うことは承知だろうから、是非、終わり良ければ…的な最終回だけは作らないで欲しいと思う。
あとがき
素直に面白いです。一部の俳優さんの演技は気になりますが、あれって演出部の演技指導の方向性(無理に演技しないでみたいな)の問題のような気がします。まあ、ストーリーとほぼ全員の登場人物とその俳優さんたちの演技が作品にピッタリなのでスルーできますが。次回も期待します。
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