マッサン (第112回・2/12) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『マッサン』(公式)
第19週『万事休す』【第112回】の感想。
【注】本作をを楽しくご覧になった方は、読まない方が良いです。
「ドウカウイスキー」という名称に決まったマッサン(玉山鉄二)のウイスキーの待ちに待った初出荷の日。次々と馬車に積み込まれ出荷されていくウイスキーを見送り感無量のマッサンたち。エリー(シャーロット)はスコットランドの母にこれまでのことを手紙につづる。返ってきた手紙には母が病床にいると書かれており、エリーはただただ回復を祈るのだった。しかし、喜びもつかの間、ウイスキーは全く売れないのだった…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ついに英語の台詞を言わせちゃったよ
クララが立った!いや、エリーが喋った!それもついに英語で。「余市編」になって一気に無口になって存在感が薄くなったエリー(シャーロット)だったが、ついに英語の台詞を言わせちゃったか。俊夫(八嶋智人)がいたから、何とかコミカルなシーンになったが。手紙まで書かせて。大人の事情も大変ですなあ。
なぜ、商売のドラマなのに、営業のシーンが無いの?
「余市編」に限らずこれまでもマッサン(玉山鉄二)好みのウイスキーが売れないのは散々台詞で聞いてきた。返品や在庫の山も見てきた。しかし、商売を描くドラマなのに本作には決定的に欠落しているのが、営業やセールスのシーンだ。どんな取引先にどう売り込んでるのかさっぱりわからない。
あれだけ素敵な現地で格好良く出荷のシーンをロケ撮影したのに、今日も「売れない」ばかりで、営業(と言うより苦情処理に近い)は俊夫の電話だけ。
マッサンたちが汗水流して営業しているシーンでもあれば共感できるのに、なぜそこを描かないのだろう。最初の広島の頃にエリーが下品な格好で売り子をしたように描けば良いのに…
あとがき
きっと今週の残りも、「売れない→出資者に怒られる→経営者の厳しさを学ぶ」ってパターンでしょうか。鴨井社長(堤真一)は一度経営者の大先輩として出演済みですから、今度は田中社長(西川きよし)かな?
それにしても、ニッカウヰスキー余市蒸溜所でのロケシーンは圧巻でした。流石、本物の存在感。前後のNHKのセットのシーンのしょぼさが際立っちゃいましたね。ロケシーンの前後に青空と星空をインサートするとか、演出部も少しは工夫すれば良いのに。まあ、ロケ撮影をしただけでも良しとするしかないようですね。
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【これまでの感想】
第1週『鬼の目にも涙』
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第2週『災い転じて福となす』
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第3週『住めば都』
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第4週『破れ鍋に綴じ蓋』
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第5週『内助の功』
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第6週『情けは人のためならず』
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第7週『触らぬ神に祟りなし』
37 38 39 40 41 42
第8週『絵に描いた餅』
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第9週『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
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第10週『灯台下暗し』
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第11週『子に過ぎたる宝なし』
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第12週『冬来たりなば春遠からじ』
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第13週『急いては事をし損じる』
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第14週『渡る世間に鬼はない』
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第15週『会うは別れの始め』
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第16週『人間到る処青山有り』
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第17週『負うた子に教えられる』
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第18週『遠くて近きは男女の仲』
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第19週『万事休す』
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