映画「ミュータント・タートルズ (2014年版・2D日本語字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし


ざっくりストーリー
ニューヨークは、犯罪組織フット軍団が勢力を拡大し、犯罪と暴力で破壊的な危機にあった。ある晩、チャンネル6のテレビレポーターのエイプリル(ミーガン・フォックス)は、何者かがフット軍団の犯罪を阻止する大スクープ写真の撮影に成功した。
市民が待ち望む本当のヒーローの登場に興奮するエイプリルだが、テレビ局員たちからは無視される。実は、そのヒーローたちの正体は、体長180センチで、人間の言葉を話し、ニンジャの技で戦う4人のカメ『ミュータント・タートルズ』だった…
アメリカって動物が人間みたいに動くの好きだね
『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』の存在は知っていた。しかし、動物が人間のように立ち振る舞うことや、妙に日本を意識した似非ジャパン的なビジュアルに惹かれることは無かった。しかし、食わず嫌いも良くないか?と言うことで、敢えてシンプルに2D字幕版を鑑賞した。
意外に普通な、戦うタートルズたちのお話
結論から言うと、意外に普通だった。前半は「なぜカメがミュータント・タートルズになったのか?」を普通に描き、後半は最近のこの類の作品にありがちな、VFX使い放題で、街中すべてを巻き込んで上下に行ったり来たり飛び跳ねたりの破壊合戦とカーチェース。親子愛、動物愛、日本愛も適当に盛り込んで、次回作があるような無いような普通なエンディングで終了。
観終えた後に、ジワジワと元気をくれる
CGも良く出来てるし、話は妙な捻りも無く、気が付いたら101分経過してたって感じ。突っ込み処も満載だし、【カメ】たちも可愛くも格好良くもない。【人間】も美男美女総出演もない。
しかし、劇中で描かれる【ネズミ先生】と【4人のカメ忍者】の師弟愛や兄弟愛、そして唯一自分らの真実を知る【テレビ局の2人の人間】との信頼関係が、観終わった後に不思議と元気をくれるのだ。観ている時は感じないのに、あとからジワジワと。きっと彼ら(カメら)の純粋さがそうさせると思う。
昔見た遊園地の着ぐるみショーのワクワク感を思い出す
あの体長180センチのボテボテな格好良すぎないタートルズたちが丁度良い。まるで幼い頃に見た遊園地での着ぐるみショーを彷彿させる。大したストーリーでも無いし、目新しさも無いのに、なぜか観ながらワクワクし、帰りの道で父親に必死に面白かったことを話したあの頃の自分をふと思い出させてくれた作品だ。
あとがき
かなり純粋で愛嬌もある【カメ】たちの着ぐるみムービーです。この位にハードルを下げて観に行くのが丁度良いと思います。ただ、着ぐるみと言ったって、最新の映像技術で超リアルで超素早い動きを魅せます。
まあ、話は大味だし、敵もそんなに強くないですが、テンポの良さとド派手なアクションで結末までグイグイ引っ張ってくれるから安心。亀が苦手な人以外におすすめです。
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