デート~恋とはどんなものかしら~ (第4話・2/9) 感想
フジテレビ系『デート~恋とはどんなものかしら~』(公式)
第4話『彼女が恋愛を出来ない訳、彼が高等遊民になった理由。』の感想。
クリスマス直前、俊雄(松重豊)からデートの予定がないのか心配された依子(杏)と、留美(風吹ジュン)が開くクリスマス会から逃れたい巧(長谷川博己)は、利害が一致しクリスマスイブにデートをすることに。そして当日、完璧なサンタのコスプレで現れた依子は巧と夜景を見に行く。だが、巧が風邪をひき、彼を家まで送った依子もクリスマス会に参加する。一方、依子にデートを断られた鷲尾(中島裕翔)は、寂しく俊雄と酒を飲む。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
笑いあり、涙あり、ハートウォーミングなオチもあり
前回は、敢えて依子(杏)と巧(長谷川博己)が別々のシーンを多く作って、2人の共通点を描いた本作。そして、今回は2人一緒のシーンを多めにして、2人の違いを描いてきた。
特に、依子の父・俊雄(松重豊)と巧の母・留美(風吹ジュン)を上手に使って、笑いあり、涙あり、ハートウォーミングなオチもありで、依子と巧の幼少期から現在までの人となりを、1時間にキッチリ詰め込んだのはお見事だ。
家族の数だけ、それぞれのクリスマスがある幸せ
冒頭では、この時期にクリスマスネタか?と少々心配になったが、暫くしたらそんな心配は吹っ飛んだ。
第1章は、くだらなくも楽しい"クリスマスあるある"風なエピソードで爆笑させて、20分頃からの第2章では、依子の子供時代のシーンをきっかけに一気に本題へ突入。巧が高等遊民を選んだ理由にも納得いくし、オチのネタ振りも完璧。
そして、38分頃からの第3章は依子の母・小夜子(和久井映見)の「あなた、一度でもお父さんにクリスマスプレゼントあげたことある?」をきっかけに、『恋人はサンタクロース』の軽快な歌声にのせて、依子を愛する男たちのサンタクロース作戦が決行。
そして、最後の最後で、視聴者の肩こりまでほぐしてしまった心温まるオチも最高。この位に上手くまとまっていれば、細かいことは気にならない。
敢えて季節感をズラした設定も大成功だ
勇気を出して敢えて季節感をズラし、この時期にクリスマスネタで描きたかったことはすべて出し切った感じだ。季節感の違和感がなくもないが、『デート』のタイトルでバレンタインデーも今週末だし、難しいことは抜きにして。そもそもそう言うジャンルのドラマなんだと思う。
あとがき
ストーリーの良さに、季節の違和感は吹っ飛んじゃいましたね。確かにクリスマスを使えばあれこれイベントを一気に突っ込めるので、脚本家としては楽な方を選んだかな?って気もしないでもないですが、面白かったから許しちゃいます。次回にも期待します。
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