お兄ちゃん、ガチャ (第5話・2/7) 感想
日本テレビ系『お兄ちゃん、ガチャ』(公式)
第5話の感想。
なお、別冊フレンド2015年2月号から作画:千里みこで漫画化、連載開始予定。
ミコ(鈴木梨央)が次に引き当てたお兄ちゃんは、輝くような美少年・キララ(阿部顕嵐)だった。彼はその容姿でミコや周りの女性たちをとりこにしてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
トイとリクが組んだことで、男女の対立構造が出来た
前回まで少々ワンパターン化してきて残念だったが、今回は冒頭からいつもと少し違うテイストで始まった。それは、トイ(岸優太)とミコ(鈴木梨央)の弟・リク(羽村仁成)の2人が、ミコたち女性陣と対立構造になったこと。要するに、キララ(阿部顕嵐)を中心に「女チーム vs 男チーム」が出来た。
これは単純に良い。だって本作の根底にある「女が男を選ぶ」ことを描くには、男女の性差はきちんと描くに越したことはない。その点で、今回のリクを「女性たちを守る男」として扱ったのは良かったと思う。
結局、女性が"見た目重視の一目惚れ"なのも面白い
また、大人気のキララが実はDランクで、結局選択肢にランクはあまり関係なく、女性はあくまで一目惚れ重視と言うところも面白い。これまでのランキング重視の価値観は何だったんだと、正に女心は秋の空を映像化って感じだろうか。まあ、今回の30分は内容が濃いぞ。
「お兄ちゃん詐欺」的な社会風刺も悪くない
更に、王子様キャラのキララが詐欺師まがいのダメンズで、過去におなら一発で消去された設定も、今回のミコたちに嫌われた理由も妙にリアル。更に、トイが詐欺被害に引っ掛かるのを阻止したのも、なんかいい感じ。ちょっと「お兄ちゃん詐欺」的な社会風刺を突っ込んできたのは、野島伸司脚本らしい毒気が出て来て面白かった。
需要と供給の果てに「お姉ちゃん、ガチャ」登場
更に今回は、私が驚いたのは、四葉(原涼子)の実兄が既に亡くなっていて、そう言う客向けに「お姉ちゃん、ガチャ」の存在も明らかになった。第5話と言えばシリーズも中盤戦。(オジサン世代から見たら)中高年の出演者がいないドラマなのに、妙にリアルに男女のことを描くこのドラマ、目が離せない。
あとがき
いやあ、今回はネタ満載で面白かったです。トイの存在感も益々重要になって、岸優太さんとトイがどんどん一体化して見えてくるのも、連ドラの楽しみです。そして、次回はついに「お姉ちゃん、ガチャ」からメロ(秋月成美)が登場。益々楽しくなりそうです。
それにしても、中高年のオジサンで観てる人いるのかなあ? まあ作ってる世代と同じだから、実は共鳴するんだと思うのですが…
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